2013年09月03日

反反捕鯨・反反イルカ猟運動=レイシズム

◇太地イルカ猟騒動を伝えるマスコミの偏向

■太地「クジラ漁」解禁…反捕鯨抗議、言い争いも (9/2,読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130902-OYT1T00299.htm

漁が行われた畠尻湾周辺の海岸では反捕鯨団体メンバーと、反発する若者が集まり、マイクを使って言い争う一幕もあった。(引用)
この日、反捕鯨団体は外国人メンバーを中心に約50人が海岸に集合。「イルカ殺さないで」と書かれたプラカードを掲げたり、音楽を流すなどして抗議した。一方、抗議活動に反発するグループも、「漁を妨害するな」などとマイクで訴えていた。(引用)

■太地町のイルカ漁が解禁 反捕鯨団体は抗議活動 (9/2,紀伊民報)
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=259051

畠尻湾では反捕鯨団体の外国人らが、日本語で「イルカを食べないで」「イルカの虐殺を終了してください」などと書いたプラカードを手に抗議活動を展開。イルカ漁を批判した米映画「ザ・コーヴ」に主演したイルカ保護活動家のリック・オバリー氏も姿を見せた。
湾を挟んで抗議活動に反対する団体が「伝統的な漁を妨害するな」と訴えたのに対し、
(引用)

■騒然! 100頭のイルカを捕獲網へ 和歌山太地町の追い込み漁解禁に外国人50人が抗議活動 (9/1,産経)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130901/waf13090115310014-n1.htm

一方、県警や田辺海上保安部が警戒を強める中、畠尻湾では反捕鯨を訴える団体の外国人らがプラカードを掲げるなどして抗議活動を展開。これに対して、「伝統的な漁を妨害するな」などと、外国人らに抗議する団体の姿もあった。(引用)

 偏向というより、日本語の扱い方が報道機関としておかしいですね。何らかの意図があるとすれば、また話は別ですが・・
 正しい、あるべき記事の文章を提示してみましょうか。
 まず読売記事は1行目をAorBに変え、2行目後半をCに変えるべき。

A.漁が行われた畠尻湾周辺の海岸では反捕鯨団体メンバーと、右翼団体メンバーが集まり、マイクを使って言い争う一幕もあった。
B.漁が行われた畠尻湾周辺の海岸ではイルカ漁に反発する若者と、反イルカ漁に反発する若者が集まり、マイクを使って言い争う一幕もあった。
C.一方、右翼団体も桜井氏を中心に○○人が対岸に集合。「漁を妨害するな」とマイクで訴えたり、鯨肉バーベキューをするなどカウンターの抗議をした。

 紀伊民報の方は、オバリー氏の名前を挙げるなら、逮捕歴のある在特会会長・桜井氏の名前も並列で書くべきですね。

 さて、逮捕歴のある桜井氏を代表に据える極右団体に使用許可を与えられる太地町と警察が、いわゆる活動家が町に出入を禁じる理由などあるはずがないわけです。
 この辺りは、反反捕鯨派のウォッチャーたちの人権問題・差別に対する感覚がいかに異常かを示しているわけですが・・
 それにしても機動隊員60人とは。警察はそんな暇があるなら、社会が決して許してはならない、幼い、若い命が理不尽に奪われるような重大な刑事事件の捜査に、もっと多くの人員を割くべきでしょう。とんだ税金の無駄です。



◇反反捕鯨・反反イルカ猟運動=レイシスト・拡張主義者の運動

 いまや反反捕鯨・反反イルカ猟の運動の中心となっているのは、大久保など全国各地で在日外国人に対し他の先進国では犯罪となるいかれたヘイトスピーチを繰り返している極右団体・在特会なわけです。
 周辺もこういう感じですしねえ・・・

以下、右翼ブログ、ツイッターにつき閲覧注意。
http://twilog.org/Doronpa01/date-130831

http://ameblo.jp/arikadodaisuke/entry-11604036233.html
一方、『在特会』の桜井誠会長らはイルカ猟に対するシーシェパードのテロ・破壊工作が活発化する時期とあって、和歌山県太地町へと赴いています。本日(9月1日)はバーベキュー大会が同県内で開催されるようです(引用)
当日、「行動する保守運動」の一行はこのデモ行進に対してカウンター(迎撃)の抗議活動を行ないました(在特連の関係では『NPO外追』より追跡取材を含めて3名が参加)。(引用)
欧米の毛唐どもに言われたくはありません。(引用)

https://twitter.com/gokoku_bowz/status/373792981129498624
カウンターは30名位の同志です。渋谷から終着点までデモ隊に並走してデモをぶっ潰しました。(引用)
千葉県を愛し日本国を愛し護りたい。一愛国者です。徒党は組まず行動。愛国・保守団体支持。日本国を愛する方のみフォローさせていただきます。反日極左と売国奴、千葉明徳関係者はお断り。(引用〜プロフィール)

https://twitter.com/27taka954/status/373790169121296384
「余計なお世話だ。人喰い犬喰いの国の方がよっぽど文化が低い!」(引用)

 さて、何やら「自分たちはこいつらとは違うぞ」と言いたげに、「反捕鯨運動=レイシズム」と声高に主張している反反捕鯨論者たちがいます。
 実態を見れば、運動の主体が一致している以上、「反反捕鯨運動」=レイシズムであることは明白なわけです。少なくとも、これらの反反捕鯨論者のレトリックにおいては。

 彼らは、私たち日本の社会で起こっている人権・差別問題──大久保のレイシストたちのデモは、ある意味で内在的な差別が表面化したにすぎません──に一切目を向けようとはしません。
 先住民のアイヌから在日韓国・中国人の方たち、同化政策を強いた台湾ほかアジア・太平洋諸国の人たちに対し、自分たちがどれほど非道な振る舞いをしてきたかという加害の歴史には。
 そして、明治以来勝手に羨望を抱いて目標に定め、戦争で負けたルサンチマンをずっと引きずっている相手である欧米人から、「捕鯨はもうやめようよ」といわれることだけをもって、あたかも世界の人権問題における最たる課題だと言わんばかりに、声高に叫び続けているのです。
 ひとつはっきりしているのは、肌の色や言語、食文化≠フような些細な差異によらず、誰もが同じニンゲンであり、そして同じ命であるという、普遍性に重きを置く価値観ではなく、 自分たち「日本」「日本人」「日本文化」のみが特殊であり、韓国・中国人なり、欧米の白人より優れているという価値観に、彼らが縛られてしまっているということです。これは、社会問題すべてに関してあからさまに右よりの立場を表明するヒトにも、主に捕鯨・鯨肉関連の主張しかしないヒトにも、共通する特徴といえるでしょう。
 だからこそ、南半球、南極の自然に対してまで平気で押し付けることができてしまうのです。
 彼らは「それってやっぱりおかしいよね」と思うこと、感じることさえ、もうできなくなってしまったのです。
 ルサンチマンの裏返しである人種・自民族への優越感。
 「白人より、中国人・韓国人より優れた、特殊な日本人でありたい」という原始的な渇望──それは群れへの帰属意識によって安寧を得たがる性向が、文明の過程で後天的に極端に歪められただけの、哀しい動物のサガでしかありません──に縛られている限り、日本が真の自由と平和に到達することは決してできないでしょう。



◇感想いただきました

 「クジラたちの海─the next age─」、読後の感想をいただきました。

前作から引き続き、読ませていただきました。
ジャンセンのファンなので、ちょっと悲しかったけど、
ラストは「そう来たか」と思いました。
 放射能と原発、米軍基地などの難しい問題がテーマで、ただ楽しいだけの作品ではないし、
 人間の登場人物はみな一種のカオスで、共感できないところもあるのだけど。
 確かにこれは、社会のダメダメな一面であり、ダメダメな人間であり。。
とにかく、いろいろ考えさせられるものがあって、長く余韻を残すような作品です。
(Aさん)

 ありがとうございますm(_ _)m
posted by カメクジラネコ at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会科学系
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