2010年01月14日

捕鯨ニッポンと反捕鯨国、真の競争時代に突入(続)/南極海捕鯨戦争、舞台は場外へ

◇読売新聞にベストバランスメディア賞を(勝手に)授賞!──捕鯨ニッポンと反捕鯨国、真の競争時代に突入(続)

■反捕鯨過激活動 豪世論批判に転換 (1/13,東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010011302000076.html (リンク切れ)

 上掲は東京新聞マニラ支局の吉枝記者の報告。残念なことに、前回取り上げた読売新聞シンガポール支局の岡崎記者と同様の過ちを犯しています。「トーンが変わった(上がった)」というのは正しいですが、「批判に転じた」というのは間違い。二段目は完全に記者の憶測
 そうは言っても、2紙を始め各紙が伝えるように、豪州メディアのシー・シェパード(SS)に対する風当たりは非常に強くなっています。日豪間の「襟を正す競争」において、いち早く取り組んだ豪州メディアにかなりのリードを許してしまった格好。何せ、オーストラリアの報道機関に「日本のメディア・世論が脱法調査捕鯨に対し批判姿勢に転じた」と伝えさせることができていないですもんね・・
 しかし! 前回お伝えしたとおり、豪州の報道機関がキャッチするほど大きな声にはなっておらずとも、数々の国際条約に抵触し、人命さえ危険にさらす過激な調査捕鯨・「傲慢で理屈に合わない」補助金漬け国策事業に疑問を抱くマスコミ関係者は着実に増えてきています
 理由はいわずもがな。豪主要紙オーストラリアンが「捕鯨反対も必要だが、長い友人にふさわしい敬意を示すことも必要常識を説いていますが、対する日本が果たして米・豪・NZ・欧州諸国を始めとする《長い友人》《ふさわしい敬意》を払っていたかといえば、答えははっきりとNO
「バカなオーストコリアだぜ。ICRW8条がある限り、おめえら何も文句言えねえんだよ。ざまあみろ、ギャハハハwwww」(ウヨガキ風に)
 これが正真正銘捕鯨ニッポンの態度だったのですから。内側から強く自戒を求める声が上がってくるのは、日本が曲がりなりにも国家的情報統制をされていない民主主義国の一員であれば、当然のこと。
 で、本日(13日)には読売新聞に以下の社説が掲載されました。

■調査捕鯨妨害 「抗議」を逸脱した無謀な行動 (1/13,読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100112-OYT1T01719.htm?from=y10 (リンク切れ)

 タイトルは巷の反反捕鯨ブログと大差ないかに見えますが、中身の方を読んでみると、日本人の目から見てきわめて常識に沿ったことが書かれています。

>だが、取り締まりや自衛策の強化だけでは、問題の根本的な解決にはならない。大切なのは捕鯨国と反捕鯨国が、捕鯨の今後について冷静に話し合うことだ。
>IWCでは、議長が日本の沿岸捕鯨の再開と調査捕鯨の停止を同時に実施することを提案し、正常化への動きも出ている。
>合法で正当とはいえ、「調査」のために年間1000頭近い鯨を捕獲する必要があるのか、といった疑問は、日本国内にもある。日本の悲願である沿岸捕鯨の再開に道が開かれるなら、南極海の調査捕鯨の縮小は検討に値しよう。
>シー・シェパードは捕鯨の妨害を通じて、捕鯨国と反捕鯨国の対立をあおることを狙っている。日本は挑発に乗らず、反捕鯨国との対話を進めることが肝要だ。(引用)

 筆者はどうしても口が正直なもんで白状しますが、普天間問題その他をはじめ読売の社説の多くは、筆者の感覚とズレがあるものが多かったりします。産経ほどではないにしろ右よりとされるその読売さんに、過大な期待はしていませんでした。ブッチャケ、今回の事件で社説が出るとしたら、産経や西日本と大差ないレベルに戻ってしまうのではないかと、ほとんどあきらめていたのです。実際、毎日は産経レベルでしたし、ね・・
 ところが、少なくとも調査捕鯨問題に関して、読売は「広義国益とは何か?」を明確に理解していることが示されたのです。

■沿岸捕鯨再開、IWC案を生かさぬ手はない ('09/2/5,〃)
http://shasetsu.seesaa.net/article/113695276.html

 上掲は昨年2月の同紙の社説。1年前と比べ、スタンスにブレがありません。SSの過激な妨害活動が“一因”となった事故と、それを巧みに利用した捕鯨サークルのプロパガンダ攻勢にも関わらず、距離を置いた冷静な視点を貫いています
 同紙の各報道についてはリベラル派からいろいろ批判がありますし、岡崎記者のミスリード記事や、大阪の鯨肉料理屋のとんでもない食品偽装を知らずに載せてしまったグルメ記事(後述)など、イタイものもありました。が、今回の社説には本当に“感動”しました。読売を始めとする日本のマスコミも、オーストラリアンなど豪州のマスコミに決して引けを取らないバランス感覚を備えていることを証明してくれたのですから。
 一点のみ補足しておきましょう。妥当なランディング・ポイントについて、読売は撤退ではなく縮小を掲げています。これは読売の所為ではなく、戦争ごっこを繰り広げるSS&捕鯨サークル、崖っぷち外交戦術に頼る日本政府&優柔不断な豪州政府の4者の所為といっていいものですが・・。
 ただ、譲歩案としては日本よりすぎると海外から見られるうえ、捕鯨サークル側は絶対呑めない提案で、現実的ではありません。連中がなぜ呑めないかというと、コストは大して変わらないのに副産物収益だけは大幅減が避けられないからです。
 ただでさえ一部のグルメ好事家以外の消費者から見向きもされない鯨肉の価格を、これ以上引き上げることは不可能。現在でも赤字体質を抱える鯨研が、その分の損失を丸抱えすることも不可能。補助金を大幅に増額したうえ、学校給食用としての引取量と現在割り引かれている公定価格を大幅に引き上げるというのが唯一の解決策ですが、このご時世でバカげた「国有捕鯨」事業に乗り出すことなど国民が絶対に許しません落としどころは、3年か5年程度の期間をかけたフェイズアウトと船員に対する失業・転業補償、きっちり管理された沿岸捕鯨の再開以外にないでしょう。
 さて、上記のようにマスコミに関しては日豪間で“互角に近い争い”ができているのに対し(まあ産経もあっちで「戦争だ!」と煽った大衆紙デーリー・テレグラフと互角か・・)、政治の面ではどうでしょうか?

■赤松農林水産大臣記者会見概要 (1/12,農林水産省HP)
http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/100112.html

 赤松農相が“感動”したのは、今日の社説のことじゃありません。昨日の話ですからね。。つまり、岡崎記者のちょっとイタイミスリード記事のこと。連合出身でかなり左といわれた赤松氏が、農水省の公式記者会見で特定のメディアを名指しで絶賛というのも、なんだか笑っちゃいますけどねぇ〜。。着任時には農政に疎いという目で見られていた赤松氏も、いつの間にやら“聖域”を庇護する族議員に早変わり。トンデモ食害論を鵜呑みにして、IWCで赤っ恥を晒すために「乗り込んでいく」などと今から勇んでいる様子は、滑稽を通り越して悲しくなります・・・
 赤松殿。SSの違法性を断じながら、調査捕鯨船団側の過失は一切認めようとせず、しかもなおICRW8条を金科玉条の如く唱える貴殿ら
政府代表の姿勢が、海外の目に一体どう映っているのか、考えたことはありますか??
「バカなオーストコリアだぜ。ICRW8条がある限り、おめえら何も文句言えねえんだよ。ざまあみろ、ギャハハハwwww」(ウヨガキ風に)
 これがニッポンの正体だと思われているのですよ!?
 ポーズばっかりで腰の定まらない豪ラッド政権にも腹が立ちますが、向こうには「それはそれ、これはこれ」ときっちりSSを断罪することのできる政治家・官僚がいるわけで。こっちはほぼゼロ。政治の場での「襟を正す競争」は、現在のところ間違いなく日本の完敗です。

 

◇南極海捕鯨戦争、舞台は南極から司法の場へ

■皆さんとディスカッション(続x711)|防衛省OB太田述正アングロサクソン文明と軍事研究ブログ
http://blog.ohtan.net/archives/51450910.html
■AG号オランダ人乗員の話|YAHOO!掲示板・諸君、捕鯨問題だ!!
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=40679
■YouTube - Footage from the Ady Gil, right before its ramming by the Shonan Maru No. 2
http://www.youtube.com/watch?v=GfGM-LzGKjc

 今年新たに投入されたSSのバイオディーゼル機関搭載未来型シップ(実際は相当チャチかったけど・・)が、調査捕鯨船団のこれまた今年新たに投入された切り札・カミカゼ特攻隊じみた「妨害の妨害」を任務とする第二昭南丸に激突されてあえなく大破。騒動にひとまず幕が下りたかに見えますが、舞台はさらに熾烈な法廷闘争へと持ち込まれることに
 まあね・・この件については掲示板やブログでいろいろやり合われていますが、場外ですったもんだしたところで始まりません。最終的に海外での司法判断が下されるのを待つだけの話。酒の肴にする分にはかまわないでしょうが。
 そうは言っても、この件について解説する記事をJANJANさんで掲載いただいた手前、補足説明をしておきましょう。代表的な日本の調査船団側の擁護意見として、上掲の防衛官僚OBの方のブログをご紹介。管理者の太田氏ではなく、訪問者の赤いハンカチさんと近藤さんのやりとりです。太田氏はなだしおの件を持ち出してちょっとトンチンカンな回答を。官僚OBとしては別所で脇の甘さを突かれてもいましたけど・・
 近藤さんはCOLREG条約/海上衝突予防法にお詳しいと思ったら、英国でヨットマスターの資格を取られたとのこと。最終的に「(SSの)AGの非は日本船に対して多い」と結論されていますが、条約の不備の存在も認識していらっしゃるようです。つまり、問題の構図はICRW8条を掲げる日本の脱法調査捕鯨に通じているわけです。
 近藤さんの反論を整理すると以下。
@COLREGの第2条では“Good Seamanship”が掲げられており、SSは明らかにこれに反する。
AAG号は意図的に衝突するように操船していたのではないか。(海上衝突予防法第8条)
BAG号は横切り船ではなく追い越し船に該当するのではないか。(海上衝突予防法第13条)
CAG号は保持船としての義務を果たしていない。(海上衝突予防法第17条)
 以下、反論の反論をば。まず@から。

>日本法では、「適切な慣行に従つて」とあるのみで、何がなんだか分らないが、 “the observance of good seamanship”というのは、お互いに海の男として、自助の精神とともに、危険を避け緊急の場合は助け合う、ということを示唆するものだ。(引用)

 SSも日本で裁判起したらもっと有利になったかも・・って、そんなわけもないですけど。。日本の司法が他の先進国と比べ独立性がかなり低いことは、鯨肉横領裁判でも明らかになったところですし・・・
 ともかく、"good seamanship"を日本が守りSSが守っていないという心情的な見方は完全なエコヒーキ“ホーム”で通用しても、“アウェイ”で通用する話じゃありません。特に、大破したAG号上の船員に向けたウォーターキャノン“攻撃”は、転落すれば1時間もたない極寒の南極海上での危険極まりない行為であり、COLREG条約第2条に明らかに反します。「いや、放水は簡単に向きを変えられないんだ」なんて人命を二の次にしたみっともない言い訳をするヒトもいますが、一体どこがグッド・シーマンシップやら・・
 ついでにいえば、調査捕鯨船団は昨年妨害と無関係な落水事故で船員の方一名を失っているわけですが、この事故では日本のマスコミにまったく取り上げられなかったライフジャケット未装着の事実が発覚。にもかかわらず、水産庁・鯨研・共同船舶・全日本海員組合は真相についてだんまりを決め込み、国民に対する説明責任をまったく果たそうとしていません。海員組合や共同船舶にグッド・シーマンシップを謳う資格はもはやゼロです。
 さらに、ボン条約を無視したり、ワシントン条約違反の指摘には日本がミサイルじゃなくて人工衛星だといえば、それはもう人工衛星なのだ(と言うのとまったく同列の主張)」と開き直ったり、国際条約の抜け穴突いてばっかりいる脱法調査捕鯨自体、世界からはグッド・シーマンシップにおよそ程遠いと見られているのは間違いないところ。
 第三者の目には、《自らの過失を認めようとしない度》がより高いほど、“good seamanship”が低いと映るでしょう。まあ、SSも同じ穴のムジナで正義の味方を気取って非を認めないつもりでしょうが。ここで指名手配者を日本の警察に引き渡さないポール・ワトソンはやっぱり大バカ。
 裁判では両者の壮絶な罵り合いが繰り広げられるでしょうけどね。。
 続いてA。これについては、avatar4649さんにYouTube掲載映像の情報を教えていただきましたが、“証拠記録”は次々に新しいものが追加されています。主にSS側からですけど・・。近藤さんは残念ながら、第二昭南丸側の操船についてもまったく同様のことが言える点に触れられていません。当然鯨研側のビデオではわからないでしょうが、SS側(アディ・ギル号及びボブ・バーカー号)から撮られた映像がしっかり残っています。

>第2昭南丸は衝突前、まるでアディ・ギル号に狙いを定めるように舳先を右旋回させて突進し、ギリギリのところで左に舵を切っている(〜大沼安史の個人新聞)

 日本人の目にさえこう映るのです。海外で一体どういう司法判断が下されると思いますか?
 Bは、COLREGで横切り船から追い越し船に転じることを禁止していること(国内法では規定なし・・)を挙げていますが、具体的に定義が明文化されていません。これも一種の条約の不備ということになりますが、海況や相対速度など諸々の条件を考慮して設定するのが困難だというのが理由でもあるでしょう。
 付け加えると、この点では日本側に不利に働く要素があります。赤いハンカチさんも指摘されていますが、AG号は「妨害の妨害船」第二昭南丸なんか相手にしたくなんかないわけです。AG号を妨害するコースを第二昭南丸側が強引に突き進んでいった結果、あの形になったんですね。両船の航行記録がどれだけオープンになるかわかりませんが、第二昭南丸側が海上衝突予防法8条に違反する操船を行いつつ、本来回避義務のなかったはずのAG号側に無理やり針路変更を迫っていた過程まで詳細に残されているかもしれません。
 調査捕鯨船団側の当事者が日本に帰国してさらに司法の場に出るまで結構な期間がありますが、あたご事故のときのように突然メモが出てきたり、記録の一部が紛失したことになったり、dateの怪しいものやら修正液の跡があったりするものやらが提出されてまた引っ込められたり何だりするかもしれません・・・
 Cについては既にJANJAN記事で解説していますが、要するにケンカ両成敗という話。
 太田氏のブログ上の近藤さん以外の反論についても、いくつかお答えしておきましょう。
D第二昭南丸は「操縦性能制限船」に該当するから優先される。
 NO。該当しません。これは漁労(捕鯨)活動に従事中の船を指すもの。妨害の妨害が任務ですし。第一、調査捕鯨は“建前上”科学調査で、漁労活動ではありません。共同船舶は捕鯨会社ではなく船舶リース屋さん、各船も捕鯨船(漁船)ではなく調査船です、“建前上”。誰の目から見てもおかしい“建前”を下ろして、国際条約違反を認めるなら話は別でしょうけど・・
E小回りの利かない船が優先される。
 NO。条約で明文化されているのは200m以上の巨大船のみとのこと。
 最後に事実関係をもう一度整理しましょうか。
・SS側に重傷者が出た。
・国際条約に照らして双方に過失がある。
・双方の過失の程度について、海外オランダNZには既にSSが提訴、事件海域の管轄権を持つ豪州当局も捜査)の司法の場で争われることになる。
 きっと日本側は、最後まで捕鯨ニッポン100%性善説を白々しく謳い続け、裁判の結果に対しては、国内世論向けの善後策「不当」「人種差別」というプロパガンダを打ちさえすれば大丈夫という判断だと推測されます。日本人のseamanshipも1万mの海淵の底くらいまで堕ちたかと思うと、あまりにも嘆かわしいことですが・・・

関連ブログ:
−〔いんさいど世界〕 捕鯨戦争 日本政府 国内情報統制に勝利するも国外では完敗 「シー・シェパード」側 好機と見て「殺人未遂」国際キャンペーンへ (1/10,机の上の空 大沼安史の個人新聞)
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/01/post-761d.html
−Operation Waltzing Matilda 5.3 (1/11,flagburner's blog(仮))
http://blog.goo.ne.jp/flagburner/e/b27385e1527dd5ec352eb3a377ac8637
−マスコミが伝えようとしない調査捕鯨の「負の側面」 (JANJAN)
http://www.janjannews.jp/archives/2188034.html (リンク切れ)

http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/177.html 


◇捕鯨批判ブログご紹介

■鯨料理店「西玉水」の鯨肉はノルウェー産なのか? (1/10,ドイツ語好きの化学者のメモ)
http://blogs.yahoo.co.jp/marburg_aromatics_chem/62730936.html
■日本の鯨肉を使わない理由を説明して欲しかったな (1/10,flagburner's blog(仮))
http://blog.goo.ne.jp/flagburner/e/88ae220f2a9fca5a94d2fd67e1d5ece4/

 1番目のトピックで取り上げた読売の残念なグルメ記事の件。食品偽装か、はたまたCITES違反の密輸入か!? モラトリアム前で時計の針が止まったままの鯨料理屋の恐ろしいほどの無知蒙昧ぶりにもあきれ返りますが・・。さしもの食品偽装大国ニッポンにおいても、商品知識がここまで皆無の食品取扱事業者は、鯨肉小売・外食業界以外には考えられないのでは・・・
 これは市民ブロガーお2人が「何かおかしいぞ?」と気づいて初めて発覚したこと。産経佐々木記者殿、あんたプロの新聞記者のくせに何やってんの!?

 以下は理系研究者と弁理士のお二方のブログ。明晰な論理構成力にはもはや舌を巻くほかありません。以下、背景着色部分引用。

■捕鯨兇状旅 (1/12,シートン俗物記)
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20100112/1263300966

>捕鯨中止が他の水産資源確保にも影響を与える、というのはまるっきり戦前の日本の「満蒙は日本の生命線」とかいうスローガンと同じだ。
>そもそも日本は食料だけでなく何もかも諸外国頼みなのに、水産資源だけで何とかなるつもりなのか?訳判らん。大体、そんなに水産資源が大事なら、なぜ日本沿岸部や内水面を破壊するような真似を許容しているのやら。(引用)

■調査捕鯨の調査団を多国籍軍にするべし! (1/11,知財業界で仕事スル)
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshikunpat/61055493.html 

>調査捕鯨のやり方の是非の議論と、シーシェパードによる海上での危険行為の処罰とはあくまでも別の問題です。
>シーシェパードのAG号(高速艇)と日本の調査捕鯨船第2昭南丸との接触事故の責任は、ほぼ間違いなくシーシェパード側にあると思いますが、それとは別に、日本がやってきている“調査捕鯨”が本当に“調査”のための捕鯨なのかという疑問は、私にもあります。
>(日本捕鯨協会のQ&Aのページを)読ませてもらいましたが、何のために調査をやっているのかがよくわかりません。また、その調査結果に胡散臭さがただよっています。(引用)



 ウヨ産経佐々木記者も、ベーコン閣僚コンビ岡田&赤松氏も、反反捕鯨ウヨガキ防衛隊も、市民ブロガーの皆さんの爪の垢を煎じて毎日飲むべし!

posted by カメクジラネコ at 01:26| Comment(17) | TrackBack(0) | 社会科学系
この記事へのコメント
反捕鯨派人種問題。欧米が捕鯨をすればこのような行動はない。
クジラが増えても反対するか。今後クジラが増えて、捕鯨解禁になった時は日本の漁獲量は極端に制限されるのは目に見えている。牛耳るのは欧米諸国だから。あなたの論もこの観点が欠けている。
Posted by アマノジャク at 2010年01月14日 13:04
>アマノジャクさん
とんでもない。その論点はしっかり取り上げておりますよ。以下をきちんとご参照。
「やる夫と学ぶ近代捕鯨史番外編4・モラトリアム発効と「国際PR」の陰謀」
http://chikyu-to-umi.com/kkneko/aa4.htm
「人種差別とクジラ」
http://chikyu-to-umi.com/kkneko/sabetsu.htm
ところで・・そちらのブログに捕鯨関係の記事でもあるのかと思って拝見しましたが、パッと見見当たりませんでした。過去記事ですか?
ご自身がその論点でブログ書いたらいいんじゃないの?
あと、トンデモ地球温暖化陰謀説が出てましたが、海面上昇は平均で、赤道と極では違います。高潮と浸食の被害もツバルなどでは「実際に」深刻です。
大体、ハッカー行為を賞賛するのはSSの妨害を誉めるのと同じことですよ。科学者の言ってるのは一種のジョークですから・・
Posted by ネコ at 2010年01月15日 00:51
捕鯨問題に関心を持って、色々調べようとしたところこのブログに行き着きました
今まで特に考えることもなく反反捕鯨の立場をとっていた僕には、ここに書かれていることは非常に目新しく、自分の無知さ加減が非常に恥ずかしく思えました

改めて、ジャンルを問わずもっとあらゆる角度から物事を見て、中立的な思考を持てるよう努力したい…と思います
つたないコメントで申し訳ないですが、これからも執筆活動頑張ってください
Posted by もう大学生 at 2010年01月15日 01:05
>もう大学生さん
ご訪問&コメントありがとうございますm(_ _)m
国内で捕鯨問題に批判的な立場を表明している方はたくさんいらっしゃいますが、私は中ではラディカルな方で、人によってはカチンとくることもズケズケと言っちゃいます・・
それにもかかわらず、
>ジャンルを問わずもっとあらゆる角度から物事を見て、中立的な思考を持てるよう努力したい
とおっしゃることのできる、あなたの柔軟な思考力にむしろ私としては敬意を表したいです。
充実した学生生活を送ってくださいニャ〜♪
Posted by ネコ at 2010年01月15日 01:49
いろんな色使ってると読みづらいことこの上ないです。
Posted by mixiから at 2010年01月15日 10:33
 はじめまして。今回のSSと捕鯨船の衝突事故について調べていてここにたどり着いた者です。足跡代わりに感想を書き込ませていただきます。

 さて、私自身は捕鯨推進派なので、心情としては日本の捕鯨船に味方したいところなのですが、反捕鯨のひとたちの言い分も一応はわかりました。
 調査捕鯨が胡散臭いってのは、たぶん、反捕鯨のひとたちの言うとおりなのでしょう。水産庁としては「名を捨てて実を取った」つもりなんでしょうが、外国人には単なる誤魔化しに見えますよね。
 ただ、一通り反捕鯨のひと達の言い分を見てきて、何となく日本の世論が反反捕鯨(捕鯨推進ではなく)に傾いている理由がわかったような気がします。
 反捕鯨のひと達って、雰囲気的にある種の新興宗教と似てますよね。自分の主張ばっかりで他人の話を聞きませんし、常に相手を小馬鹿にした態度で傲慢な物言いをしますし、ひとによってはただ単に日本の悪口を言いたいからクジラを口実にしているようにしか見えませんし(だから差別主義とか言われるのだと思う)
 まあ、「ウヨガキ」の連中も似たようなものなので、これはもう同レベルの泥仕合ですね。まったくもって日本漁業のためにも地球環境のためにもならない争いです。
 いっそ、反捕鯨と反反捕鯨のひと達が完全につぶし合ってくれれば、その後で鯨保護派と捕鯨推進派の話し合いが実現するのかもしれません。

 それでは、突然の書き込み&乱文にて失礼しました。
Posted by さかなや at 2010年01月15日 23:20
>mixiからさん
すみませんm(_ _)m 私は文章が読みづらい上に長いので、こういう工夫で誤魔化してます(--;; 色の数はもっと減らした方がいいですね。。

>さかなやさん
>外国人には単なる誤魔化しに見えますよね。
日本人にはもっと誤魔化しに見えます。
>まったくもって日本漁業のためにも地球環境のためにもならない争いです。  いっそ、反捕鯨と反反捕鯨のひと達が完全につぶし合ってくれれば、その後で鯨保護派と捕鯨推進派の話し合いが実現するのかもしれません。
おっしゃることはわかりますし、ブログの中でも同主旨のことを書いております。
ただ、残念ながら今回のおさかなやさんのコメントは捕鯨推進ではなくほとんど反反捕鯨派の主張内容となっていますね。
このブログは確かに「捕鯨批判」の色彩が濃いですが、鯨保護派の主張に関してお知りになりたければ、GPやIKANなどのNGOのHP、拙HP(上部バナーにリンク)をご一読いただくことをオススメします。
Posted by ネコ at 2010年01月16日 00:59
「西玉水」の件ですが、お店からメールで回答がありました。
以下に趣旨を示しますが、やはり勘違いしていますね。

「アイスランドはIWCから脱退しており、直接輸入ができない。ノルウェー市場を一度通すことで、正式に輸入できる。」

調査捕鯨の副産物も、もしかするとアイスランド産・ノルウェー経由だと勘違いしている可能性があります。

一般の来店者はしかたないとしても、新聞記者がうのみにするとは不思議です。
「鯨肉食は日本の伝統食文化」と言う割には、鯨肉の由来などどうでもいいのですね。
Posted by marburg_aromatics_chem at 2010年01月16日 17:14
こんにちは、以前はお返事ありがとうございました。また、お邪魔させていただきます。

暴力的なSSの行動に対しては、それほど多くの同調はないものだろうと以前から思っていたので、それを伝える記事が書かれた事にホッとしています。
そして、最近思った事なのですが…

私は以前申し上げました通り、クジラを食べる人達も大切にしたいし、クジラを食べるなんて信じられない、という人の言い分も共感出来ます。
どうして通じあえないのだろう、話の糸口が掴めないものか?と考えながら様々な議論(に、なっていない所が多いのですが)を見ていて、疑問に思った事があるのです。

この事についてネット上で議論が交わされる時、調査捕鯨も伝統的な捕鯨(もしくは小規模な捕鯨)も全てひっくるめて同じに捉えられているのではないか?
つまり「伝統的・文化的(小規模)」と言った話と「調査捕鯨」がごっちゃになって変な話になっているのでは、と思うのです。

ひとくちに捕鯨と言っても規模にも目的にも差がありますから、互いに話が噛み合わなくて当然なのかもしれない…
もちろん鯨を獲る事はいかなる理由があってもダメだ!という人もいますが、多くは調査捕鯨に対して抗議しているはずなのに…。
捕鯨そのものがダメ!という部分だけがクローズアップされ、大々的に報じられてしまっているように思います。
(その逆もしかり)
過激な反捕鯨活動家も、いわゆるネトウヨ君たちも、この思考停止にはまっているのじゃないかと思います。

この辺りは捕鯨に限らず、あらゆる問題も同じですね。
受け身一辺倒にならず、メディアから読み解く力を鍛えなければならない、と反省しました。

しかし、人間は基本的に自分に攻撃的である(と見なしている)意見に対して臆病になり、また相手の意図を読み解く力が曇りますから、難しい問題ですね…。
ネット社会で誰もが発信でき、発言力をある程度持つ今の時代こそ、こういった教育が進めばと願います。

そして、「面白半分にやってんじゃないの?」と疑いたくなるくらい扇情的な報道の仕方に憤りを感じます。
「小規模な捕鯨は分かるけど、調査捕鯨ってホントに要るの?」と言ったグレーな意見を伝えるメディアが、国内外にどれだけ居るのだろうか?と疑問に思いました。
ですのでこの読売新聞…すみません、私もあまり読売好きではありませんでした…の記事はなかなか的を得た素晴らしい視点から書いてあるなあ、と思いました。

私もこの問題について何かを発信したい…と思ったのですが、いかんせん管理に不安があり、実行出来ずにいるので、ネコさんのように常に情報を取り入れ、発信なさる方々には敬服いたします。

長々と失礼いたしました。
Posted by ちびた at 2010年01月16日 18:55
あ、あともうひとつ、連投失礼致します。
色の事は実は私もちょっと気になっていました…。
「バカなオーストコリア〜、正真正銘…」の辺りの彩度の高い色ではなく、「モラトリアム前で…」くらいの色のほうが目に優しいかもしれません。
少し明るめの赤紫くらいとか…。
新聞記事の引用(灰色地の部分)も少し見づらい印象がありました。(ごめんなさい)

これは記事と関係ありませんので、表示はネコさんにお任せいたします。ほとんど私信なので、私はちょっと恥ずかしいのですが(^_^;)ゞ
Posted by ちびた at 2010年01月16日 19:24
>marburg_aromatics_chemさん
お疲れ様ですm(_ _)m
二重三重の事実誤認ですね(--;; 脱退して輸出できないんならノルウェー通すんだって無理だろーに。。論理的思考からきしだニャ〜、鯨料理屋の親父わ!
もはや積極的・能動的な日本の食文化破壊運動と認識したほうがいいですね・・

>ちびたさん
コメントありがとうございます。全体的にバランスの取れたお考えだと思います。
>調査捕鯨も伝統的な捕鯨(もしくは小規模な捕鯨)も全てひっくるめて同じに捉えられているのではないか?
そう、問題の元凶は何よりそこにあります。捕鯨サークル(岡田外相や産経新聞)はわかっていてあえてゴッチャにする戦術をとっているわけです。何故かと言えば、本音は沿岸捕鯨なんぞどうでもよくて公海調査捕鯨だけを死守したいからです。
ブログのデザインについてですが、むしろご指摘いただいた方がありがたいです(^^; もともとプロバイダの方で用意しているものが限られてるんですが(汗 ともあれ、ご意見を参考に改善を図っていきたいと思います。
Posted by ネコ at 2010年01月17日 00:48
ネコさん、こんにちは、naokiです。
今がこの捕鯨問題を終わらせるのに非常に良いタイミングだと思うのですが、硬直した発想には歯がゆいばかりです。
先の大戦のときも、戦争を終わらせる幾つかのチャンスがあったにもかかわらず、みすみす潰して国を焦土と化すしかなかったわけですが、同じ道を行くつもりでしょう。残念なことです。

アマノジャクさん
>捕鯨解禁になった時は日本の漁獲量は極端に制限されるのは目に見えている。

うーん、捕鯨解禁になって(今捕鯨をやめてしまった)欧米諸国が捕鯨再開する?うっとりするような素朴さですね。いいなあ、のんびりして。そのつもりがあってもコマーシャルベースに乗らないことを誰がするんでしょう。
制限?ありゃ、笑っちゃいけないけど制限なくてどんどん捕って、売れなくて在庫がたまっても、いったい冷凍倉庫の保管コストって月どれぐらいするか知ってます?

市場やら採算やらコストやら、経済の初歩の初歩は中学でも習うはずです。環境や保護を無視した「ビジネス」としても成り立たないのです。日本だって大手水産は捕鯨を再開しないことを明言しているぐらいです。

誰がわざわざビジネスに参入して、世界中からボコボコにされたがると思います?アマノジャクさんだったらわざわざ大金だしてボコボコにされたいですか?

ただでさえ漁業従事者の高齢化が深刻な問題になっているのに、だれが捕鯨するのです?アマノジャクさんかな。
今だからこそ反反捕鯨もネトウヨも大騒ぎしているけど、仮に捕鯨は自由だよ好きなだけとってもいいんだよ、と、言ったところで捕鯨熱一過で冷めたら誰も長期遠洋航海に安い給料で出かけません。鯨捕っても在庫のやま…、では高給はだせないでしょう。これを考えたらとっくに終わっているビジネスなはずなのですがね。

アマノジャクさんも捕鯨したいのであれば、もっと勉強して捕鯨に親身にならなくちゃ。今はまるっきり他人事ですよ。
捕鯨ビジネスモデルはもはや成立しないのだから、あとは終わりの問題だけです。それがわかっているから、うそっぱち文化論にしがみつくしかないのです。
Posted by naoki at 2010年01月17日 01:54
>NAOKIさん
どもども。言いたいことを全部言ってもらっちゃいました(^^;;
「良いタイミング」というか、早けりゃ早いほどいいんですけどね。引きずれば引きずるほど国民の負担は増すばかりなんですから(--;; 
Posted by ネコ at 2010年01月17日 02:27
>ネコさん
本当に捕鯨は今すぐ終わって欲しいですね。
もう、とっくに死んでる亡霊が、自分が死んでいることに気がついてないだけなのです。はやくあの世に行ってもらうことは本人にとっても良いことなんだけど、「あの亡霊は生きているのと違うか?」と騒ぐ人の多さです。

欧米が捕鯨を再開するという発想は、とんと頭に無かったので萌えました。鯨油目的主体の捕鯨で、
灯火用燃料=欧米では生活にランプやろうそくが主流なのですね。すすが多そう。
せっけん=鯨油せっけんは体が臭くなりそうです。今のせっけんに不満があるのでしょうか?
火薬=鯨油では火のつき悪そうです。
潤滑油=トヨタの新型プリウスは、潤滑油として鯨油をつかってます!とか?…一目で性能悪そう。
マーガリン=今のマーガリンのホットなトピックは植物性でもさらに遺伝子組み換えかそうじゃないかです。メタボがこれだけうるさい世で、なにが悲しくて100年前と同じ体に悪い動物性油脂を使ってわざわざ…。
鯨肉=欧米じゃ、日本向けに出荷するだけでしょう。

そうそう、コメントにあった記事の色使いの件ですね。目の調子がわるいので、色使いは平気ですが、網掛けにすると下の文字がよく読めないです。ご参考まで。
Posted by naoki at 2010年01月17日 16:03
>naokiさん
反反捕鯨論者は現在の世界の食糧事情について何も目に入ってないオメデタイ人が多いですからね。。
>欧米じゃ、日本向けに出荷するだけでしょう。
アイスランドやノルウェーを見てればわかりますね・・
引用箇所については今後は字下げで対処したいと思います。ご意見ありがとうございましたm(_ _)m
Posted by ネコ at 2010年01月17日 17:37
何度もコメント失礼します、ちびたです。
過去の記事を拝見しましたら、新聞引用記事の部分を
「オレンジの地に黒い字」
になさっているものがあって、それはとても読みやすかったです(*^-^*)

(何度も失礼しました…。)
Posted by ちびた at 2010年01月18日 18:01
>ちびたさん
ご意見ありがとうございます。読者の皆さんに改善要望をいただけるのは助かります(^^; 気づいた点があれば遠慮なくお知らせくださいm(_ _)m
Posted by ネコ at 2010年01月19日 02:03
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