2009年04月22日

水産庁捕鯨問題担当森下丈二参事官への公開質問状

◇水産庁捕鯨問題担当森下丈二参事官への公開質問状

■水産庁森下丈二参事官への公開質問状
http://www.kkneko.com/mrmorishita.htm
■鯨論・闘論|鯨ポータル・サイト(運営:日本捕鯨協会)
http://www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/ (リンク切れ)
http://megalodon.jp/2009-0421-0310-19/www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/ (Web魚拓)
■拝啓森下参事官&日本捕鯨協会殿 (前回の記事)
http://kkneko.sblo.jp/article/28163263.html

 昨日も書きましたが、財団法人日本捕鯨協会の運営する〈鯨ポータル・サイト〉(リンク先が極端に偏っていて、これで一体どこがポータルなんだかさっぱりわかりませんが・・)の市民投稿コーナー、『鯨論・闘論』に質問を投稿したのですが、捕鯨協会&森下氏に鮮やかに無視されてしまいました・・。他の市民の皆様(賛成派・反対派問わず)と異なる“差別的扱い”をされてしまったわけです。大変ショックを受けております。
 そういうわけなので、質問内容をそっくり拙HPの方に掲載することにしました。少なくとも、6月のマデイラ年次総会までに掲載される可能性がゼロのようなので。
 さて・・皆さん、上掲リンク先の質問の一体どこがいけなかったと思われますか?
 誰かが傷つく表現がどっかに入ってますかねぇ? 森下参事官ご本人ですか? まあ、確かにケッチョンケッチョンにけなしてるふうに受け取られるかもしれませんが・・。とはいえ、タフネゴシエーター森下氏がこの程度で傷つくわきゃないでしょうに。
 「原理主義者」って表現がいけなかったんですかね? 原理原則原理原則原理原則と何度もお経のように唱えている方ですから(今度数えてみようかニャ)、「ああ、このヒトは原理主義者なんだなあ」と素直に解釈したまでなのですが。しかも、森下氏自身は間違いなく反捕鯨国を「原理主義」と決め付けておりますし、筆者が森下氏本人に代わって短くまとめてあげますと、「反捕鯨論者は一神教に基づいており、一神教は多神教より劣っている」という考え方の持ち主のように見受けられます。「我が身に跳ね返ってくる」というのは、ルサンチマンに駆られた欲求不満のウヨガキ君たちが好きな言葉ではありますが。
 もっとも、ハマスを例えにしたのはよくなかったかもしれません。ハマスは武装闘争を是とする組織ですが、曲がりなりにも自分たちのコミュニティのために戦っているわけですから。だからといって、人命を奪う暴力行為は筆者としては認められませんが。南極の自然の独占を世界に押し付ける捕鯨ニッポンの拡張主義は、ハマスよりむしろアルカイダと共通するものでしたね。ライフジャケットの件を含む船員転落事故や出港直前の船内自殺に関する情報隠し、ゴムボート上の人間に音響兵器を発砲したり、「正当防衛」を口実に自分から船を突っ込ませたり(SSのロープ投入などについては筆者もけしからんと思いますが)といった過激な行動を見ても、鯨研と共同船舶/日本捕鯨協会が人命を軽視していることは明らかですし。
 実は、他にもポカをやらかしたとこはあって(筆者は非常にうっかりさんなもんで・・)、エリート官僚の森下氏ならさぞかし粗探しのし甲斐があるだろうと、結構ビクビクものだったんですがね・・。例えば、補給兼中積船オリエンタル・ブルーバード号が第2飛洋丸に改名したことは聞いていたんですが、ついうっかり旧名のまま書いちゃったので、「OB? 聞いたことないニャ〜。大リーグに移籍した選手にいたかニャ〜」とか、華麗にツッコミ返してくれるんじゃないかと、半分期待しながらお待ちしていたわけです。
 それとも、自民党捕鯨議員連盟に所属する山際大志郎衆議院議員(神奈川18区)のお名前を出したのがマズかったのでしょうか? 別に名前を出しただけじゃないですか。ついでに著書名も出して宣伝に一役買ってあげたのに。大体、山際議員は○リーンピースだの○日新聞だのと平気でブログに書いてるお笑い鯨人ぶり丸出しの国会議員ですぞ??
 税金で飯食ってる公人たる官僚や国会議員が、市民からの声に耳を傾けないでどうするっていうんですか!?
 それとも、さすがに長すぎたんですかね? 実はフォームのコメント量上限を超えちゃったので2回に分割したんですが、平賀さんの投稿に対しても森下氏はとりあえず回答を提示されていますから(内容はノラリクラリと逃げてますが)、ボリュームや連続投稿を理由にしたわけではないでしょう。
 2週間後には再度短く分割したうえに、仕方なく森下氏がお答えになりやすいよう山際議員のお名前も削ることにしました。で、送ったのが以下。


     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇
 

 ローマでの中間会合出席、お疲れさまでした。が・・伝統や低環境負荷という観点からもある程度は国際的な理解を得やすいであろう、厳正な管理下における沿岸捕鯨の再開と調査捕鯨からの段階的撤退という、「双方が同等に不満足で,かつ受け入れることのできるパッケージ提案」として現実的な提案がなされたにもかかわらず、「こちらが今までの主張を引き下げれば,こちらの非を認め,反捕鯨側の考え方を受け入れたと理解され」るとばかり、南極海・公海での調査捕鯨の延命に固執し、国際協調が切に求められるいまの時代にあって、あたかも北朝鮮の如き一国行動主義の立場を日本政府がとっていることに対しては、日本人の一人として甚だ遺憾に思います。
 毎年反対決議を無視して調査捕鯨を強行し、南極/公海の野生動物である(オーストラリアなど南半球の国々の2百海里内も移動する移動性野生動物でもある)クジラに対して、一方的に「価値観の押し付けを行っている意識さえなく,捕鯨を続行することは正義である」というふうにしか捉えられない人々が自国内に大勢いることも大変残念に思います。
 こう申し上げると、水産ODAによる金銭援助と手取り足取りの詳細なIWC向けレクチャーを行っているカリコム諸国やアフリカ諸国など、日本に協調する国があるとおっしゃるでしょうが、現実に公海で千頭規模の調査捕鯨を実施している国は日本ただ一国のみです。また、そのような大規模な調査捕鯨を実施できる国、ないしその“恩恵”に浴することのできる国は、将来にわたって日本一国のみでありましょう。
 以下に捕鯨問題に関して、森下殿宛にいくつか質問をさせていただきます。森下殿からお答えをいただき次第、再質問もしくは次の質問を投稿させていただきます。
 森下殿のコメントの引用は>もしくは「」で、ソースは−、リンク先のあるものはURLを掲示いたします。

1.鯨食害論に関して

 最近、TIME誌とScience誌にて関連する記事、論文が掲載されました。既にご承知でありましょうが。

−「Will Killing Whales Save the World's Fisheries?」('09/2/17)
http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1880128,00.html
−「Should Whales Be Culled to Increase Fishery Yield?」(''09/2/13)
http://www.sciencemag.org/cgi/content/summary/sci;323/5916/880

 結論からいえば、「商業的漁獲対象魚種に対するクジラの影響は無視できるほど小さいことが判明した」ということであり、複雑な種間関係をあまりに単純化しすぎる食害論に科学的根拠はないとの一語に尽きるでしょう。
 この件に関しては、森下殿ご自身も[ご意見:50]のご回答の中で

>世界の海の中にはクジラと漁業が競合している「可能性がある」ホットスポットが「あるらしい」というのが,もっとも正確ないい方だと「思います」。
(括弧筆者)

 と二重三重の曖昧さを残す形容を用いてやっと「正確な言い方」だという表現をされているくらいであります。
 その一方で、同じ[ご意見:50]のご回答の中で

>捕鯨をめぐる議論の中では,日本が,「クジラが世界中で漁業資源を食べつくしているから,間引きしてしまうべきだ」と主張しているように言われたり,逆に,「南極海ではクジラはオキアミしか食べていないので,(世界中で)漁業との競合はない」という単純化された反論が行われたりしていますが,両方とも極論です。


 とも述べられております。後者の主張のソースは、筆者は具体的に目にしたことがないのですが、前者は明確に書かれている書籍を知っています。自民党捕鯨議員連盟に所属している衆院議員山際大志郎氏の方の『闘え!くじら人』著作です。第1章2は見出しでストレートに「増えすぎたクジラは間引くべき」とあり、中身でも「鯨類が一年間に食べる魚の量は約4億トンといい、人間が獲っている量が8千万トンだからその5倍に達する。クジラだけをずっと保護し続けると北極と南極の海に棲む生物と人間の食料資源に重大な影響を与えてしまうことになる。」(p26)とあります。実際には山際氏この国会議員と同レベルの主張は、インターネット上の個人ブログを検索すれば掃いて捨てるほど転がっています。ここの質問の中にすらありますね。こうした主張は、生態学的視点の欠けた、まさに森下殿のおっしゃる極論だとは思われませんか?
 「日本が──主張しているように言われたり」とあたかも反捕鯨論者が宣伝しているにすぎないようにおっしゃいますが、単純化した主張をして不要な対立を生んでいるのは、あなた方水産官僚と一緒に捕鯨政策立案に携わっているはずの日本の国会議員を始めとする著名人、マスコミ人であり、市民はそうした極論を鵜呑みにしてしまっているのが現状で、誤解を解くためのここでの貴殿の主張は残念ながら一向に伝わっておりません。このような著作を堂々と発表させる前に、きちんとしたレクチャーを施すのもあなた方官僚の役目ではないのですか? 貴殿ら官僚が政治家と深いリレーションを築かれていることは[ご意見:45]のご回答で自ら示されているとおりですが、にもかかわらず、なぜこのような極論が放置されるのでしょうか?


     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇
 

 どうでしょかね? 森下氏が少しでもお答えになりやすいよう、一生懸命配慮したつもりなんですが(他の投稿者は2chレベルがウヨウヨしてるってのに、なんでこっちが気を配るんじゃい)・・皆さん、これでもまだ不十分だ思われますか?
 で、ブログでもお伝えしたように、ともかく森下氏に徹底的にツッコミを入れようと、筆者が『鯨論・闘論』の投稿を目を皿のようにしてチェックしていたときに(しんどかった・・)見つかったあからさまな差別表現について、ついでに捕鯨協会にクレームを入れたわけです。
 そして、そのクレームの方の回答が一月後の4月14日にいきなり掲載され(回答54、筆者は投稿者名を明記しましたが削除されました)、しかも別の投稿者からの質問に対する回答が続けてその後に掲載されたのです。ずいぶん時間をかけて“味方を庇う慎重な表現”を練った(誰かに書かせた)ようですな。ツッコむ余地はいくらでもありますが。日本捕鯨協会がこれほどまでに差別問題・人権問題に無理解なのは、PRコンサルタントを雇って人種差別プロパガンダを広めさせるような芯から腐りきった団体だからです。国際PRの梅崎氏に一体いくらのコンサルタント料を支払ったんですかね? この際はっきりと答えてもらいたいもんですな。
 いずれにしても、筆者の投稿は完全にスルーされてしまったというわけです。
 昨年のうちに平賀さんたちと一緒にたたみかけた方が有効だったかもしれません。ちょっと失敗しました・・。
 これがウヨガキ君たちであれば、
森下参事官は逃げた!!!!
 と騒いで回ることでしょう・・・・
 実際には、逃げたのは日本捕鯨協会で、そもそも筆者の投稿は森下殿のもとに届けられなかったと思われます。筆者の相手をさせて森下氏を煩わせるわけにはいかない(何しろ自分たちの既得権益のためにせっせと仕事をしてもらわないと困るわけですから)と考えたんでしょうな。ノーテンキな捕鯨礼賛論をぶつ山際氏の名前を出されちゃマズイという判断も当然働いたんでしょうが。

森下 参事官にも,多くの皆様からご意見をお寄せいただき,順次ご対応いただいておりますが,皆様ご承知の通り,第61回 国際捕鯨委員会の開催も近づいております(6月)。先月以降のご意見につきましては,その終了まで,ご回答いただけない可能性もございます。何卒,ご容赦ください。(以上引用)
あくまでご自身のプライベートのお時間を割いていただいてのご対応です。(以上引用)

 こんな記述もあるので(下の記述も筆者が先に気を遣って言ったもんですけど・・でも、実は同僚のヤミ専従みたく職務中にやったりしてないだろニャ?)、筆者の投稿は少なくとも後回しにされて、あったとしても回答はマデイラ以降、国民の関心が下がった辺りになるかもしれません。まさか都合が悪いなどとは考えていますまいな。森下氏は筆者など足元にも及ばないスーパーエリートのキャリア官僚でありますから、この程度の質問などチョイチョイと難なく交わせるはずで、捕鯨協会の判断は“要らぬ気遣い”です。
 森下殿、今からでも全然遅くありませんので、ぜひマデイラ総会までにご回答のほどよろしくお願いいたします。貴殿がどうしようもない根っからの原理主義者なのか、すべての元凶である古株の連中や捕鯨議連にせっつかれて板挟みにあってるだけなのか、筆者は今ひとつ測りかねておりますが、貴殿自身のご返事を読めばそれもはっきりするでしょう。
 ご回答がないようなら、貴殿の呼称はもうジゾクテキリヨウファンダメンタリストで決まりです。
 なお、今回の質問の内容を書き上げるにあたっては、Adarchismさん、beachmolluscさん、flagburnerさん、marburg_aromatics_chemさん、平賀さんを始めとする市民の皆様からいろいろお知恵を拝借いたしました。この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m
 ODA資料もやっとこ完成しましたので、近日中にお披露目できるかと思います。捕鯨推進によって本当に旨味を得ているのは誰か、ひとつの謎≠ニして内外の誰もが首を傾げていることですが、筆者がはっきりと示してあげましょう。

posted by カメクジラネコ at 02:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会科学系
この記事へのコメント
HP「クジラを食べたかったネコ」に掲載された「水産庁森下丈二参事官への公開質問状」を一読させていただきました。多岐にわたるテーマと膨大な量の内容に驚き、最後まで興味深く拝読することが出来ました。貴方の熱意と行動力に感服するばかりです。

 しかし残念ながら量は充実していても、質問状という「文書」として見た場合、市井の1ブロガーが公人である参事官から回答を引き出すという目的を達成するには、おおよそ稚拙だと言わざるをえない点が数多く見受けられます。

 目に付いた問題点は大きく分けると次の4点になります。

@1つのテーマの中でも多くの疑問を出していて、結局何が質問かわかりづらい。

A各テーマ毎に、或いは各質問毎に自身の持論、所信を述べている。

B質問の多くが「はい」「いいえ」の二者択一で答えられる問いになっている。

C「鯨論・闘論」の他人の質問とそれに対する回答を引用している。

まず@について、読んでいる時に特に読み辛いと感じたのは、「か?」で終わる文が余りにも多く、それが同じ段落内で連続して出てくる事でした。すなわち「〜ませんか?」「〜でしょうか?」「〜ですか?」「〜いますか?」等で終わる疑問文を指し、いわゆる「かかか?」文になっています。

質問状である以上、疑問文で質問なさるのは当然の事です。しかしそれを同じテーマ、同じ段落内で多用されると、ひとつひとつの疑問の意義が希薄になって回答者に伝わることになります。結果、1つの疑問が別の疑問をカバーしているケースが増える事にもなり、回答者がさらに質問を把握することを困難にしています。

 Aは、一般に質問状は質問の条項を箇条書きにするのが普通で、むしろ質問者の考えを述べることはなるべく避けるケースが多く、仮に述べたとしても、冒頭だけに止める事が多いのです。

質問者の考えを述べることに関しては明らかな弊害があるのです。1つ目は質問者の考えを質問と併記してしまうと、回答者がその考えに誘導され、回答をミスリードする危険性が出てくる事。2つ目は、質問者の考えはつまり質問者自身の「回答」です。自分の質問に自分で答える事になるので、回答者は「質問者はまず結論ありきで質問を出している」と疑う事になり、また答えの出ている質問に答えさせられる事は、回答者の回答する意欲を大いに損なうものです。例え質問者と回答者の答えが別でも、それは変わりません。

Bは、一箇所「Yes」「No」での回答を指定している部分がありますが、実は他の多くの疑問が「はい」か「いいえ」での回答を要求するものになっています。これは@とAがなければ問題にはなりませんが、疑問が細分化され(@)、その上質問者が疑問に一定の掘り下げを行った上での(A)、二者択一を迫ることは回答者の表現の幅を大きく制限するになり、自分の意見を述べる上での妨げになっています。

最後のCにいたっては完全に論外。森下氏にとっては例え別人だと分かっていても、以前に答えた回答に対し、別の場で回答に対する質問を他の質問と混ぜこぜにされるのは、まったくの筋違いでしょう。どうしてもその質問をされたいのであれば、引用である事を隠すか、完全に「鯨論闘論」関連の質問に限定すべきだと思います。

参事官という役職上、森下氏は日頃より様々な方面からの文書に接していると思われます。マスコミ、有識者、企業関係者、官僚など、さらに国外からも。そういった文書はいわゆる書くことを職業としている「書くプロフェショナル」が書いたもので、その文書に目を通す事を職業にしている森下氏はいわば「読むプロフェショナル」と言えます。
「書くプロ」の文書と比較して、貴方の文章力が一段劣るのは仕方がありません。しかし素人の私にさえ指摘できる問題点を孕んでいる貴方の質問状は、一段ではなく数段劣ると言わざるを得ません。「パブリック」というのは殊の外、そういった「体裁の整っていないもの」には冷たく、相手にもしません。

「読むプロ」である森下氏なら1ページ目を読んだ時点で貴方の公開質問状の文書としての杜撰さを把握してしまうでしょう。そして2ページ目を読み終える前に判断を下すでしょう。「自分が筆を取って答えるほどの相手でも文書でもない」と。

貴方は「文章」が稚拙でも「質問」の内容さえ充実していれば森下氏は無視しないという自信があったのかも知れません。しかしはっきり言ってそれは甘えた願望であり、傲慢な思い上がりに過ぎないと私は考えます。文書の形式を軽視している限り、例え森下氏が10人いても、回答は得られないと思います。杜撰な文章は向き合うだけで大変なのです。

そして貴方の質問状の最大の問題点はD長さです。その原因は前述した@〜Cの問題点に由来しています。仮に森下氏が完全な回答書を作成するとなると、膨大の量の質問に加え、Aで述べた貴方の持論、所信を含ませて答えなくてはならなくなります。結果回答書の長さは、貴方の質問状をも上回る事が予想されます。一般に、質問よりもそれへの回答の方が長くなりやすいものです。1ブロガーの質問状そういった回答書を準備する時間が森下氏にあるかどうかぐらいは、配慮にいれておくべきでしょう。
個人的な見解を述べるならば、今の長さを最大でも1/10以下にまで減らす必要があると思います。それでもまだ長いかも知れませんが。

懸命に書かれたであろう公開質問状ですが、貴方は惜しくも文章をまとめ上げることの重要性と、「質問する」という事がコミュニケーションの1つであるという事実を知らなさ過ぎたのだと思います。この公開質問状は、そういった事を軽んじる人間が結果的に誰からもソッポを向かれるという事への戒めとして残る事になると思います。
Posted by P.E. at 2009年04月30日 17:13
>P.E.さん
長文のご指摘ありがとうございます。
おっしゃるとおり、森下氏は上級官僚で筆者とは比べ物にならない「書くプロフェッショナル」でありますが、「自分が筆を取って答えるほどの相手でも文書でもない」という判断は森下氏はよもやなさらないでしょうし、『鯨論・闘論』の運営者である日本捕鯨協会もそういう取捨選択をしないことを明示しております(建前と実際は別にしても)。そもそも公的な立場である担当官僚として市民の問いに答えるというのが主旨ですから、もともと質問者と回答者は対等の立場ではありませんし、貴殿の指摘する無視の仕方は主旨にも著しく反しており、許されることではありません。「無視しない」のは当たり前のことで、自信も何もまったく関係ありませんよ。
ところで、P.E.さんは『鯨論・闘論』上に掲載された55の他の質問について目を通されたのでしょうか? 筆者の質問が他のすべての質問と比較して、ぬきんでて稚拙でありお話にならないというのであれば、ご批判をいただくのも仕方がないかもしれませんね。P.E.さんの文章は、確かに理路整然としていて書くプロに近いものですし・・もっとも他人のブログへのコメントにしてはかなり冗長ですが。ちなみに、私は長いコメントでも歓迎ですし、また自他の文章力の比較なぞもせずにきちんとお答えしますよ。そこはぜひ正直なところをおうかがいしたいですな。それでも、依然として森下氏が回答を"拒む"理由にはなりませんが。
以下細かくお答えしておきましょう。
@については、確かに質問にすると100問はくだらないかもしれません・・これでもだいぶ削ったんですよ(--; テーマに関する質問を全部ブッ込んだだけの話です。とはいえ、13問目以外は十分簡潔明瞭だと思いますがね。ちなみに、議員の国会質問とか、ご覧になられたりお聞きになられたこと、ありますか?
A上記に関連しますが、55の質問のほぼ全てが持論、所信付ですよ。大体「市民言いたい放題コーナー」なんですからそういう性格のもんです。森下参事官は、ミスリードされるよーな方じゃありませんからご心配なく。ディベートでも、また上の国会質疑の例でも同じことですが、回答者は質問者が用意した答えに合わせる必要など無論ありません。「鯨論・闘論」はこども電話相談室ではないのです。コーナー全体と森下氏の持論(かなり長い・・)を再度読まれることをオススメします。
B二者択一は質問としてはむしろベターでは? この程度で妨げられているようでは、筆者が大臣だったら森下氏はクビです。これまた心配は要りません。彼なら余裕で返せますよ。
Cに関しては、P.E.さんの感覚はまったく理解できません。『鯨論・闘論』内で回答者が示した回答に対してさらに追及するのはむしろ当然でしょう。また、引用を隠すのは常識としてマナー違反です。
Dはおっしゃるとおりかもしれません。私は何しろ口が正直なもんで、特に13問目についてはかなり言いたい放題書いたかもしれません。差別用語を平気で書きなぐる他の投稿者よりはマシだと思いますがね・・。それに、一ヶ月に一度しか答えがないのでは、こちらはまとめて質問するしかありません。また、ご覧になればわかりますが、森下氏は長い質問に対しても実に簡潔明瞭にお答えになっていますよ(はぐらかしていると言った方が正解ですけど・・)。国会・委員会質疑などは、これも実際に読まれればわかることですが、大半が質問より回答の方が大幅に短いですよ。例えば、喜納議員の捕鯨に関する質問主意書とその回答を読んでごらんなさい。一般にも、質問よりもそれへの回答の方が短くなりやすいものです。官僚は特に"上手い逃げ方"を心得ていますから・・
森下氏は、この問題に関する議論を熟知されている方ですから、筆者の質問の内容も、何が言いたいのかも、十二分に理解されているはずです。まあ、もし読まれていたとしたら、12問目までは冷や汗をかきながらどう言い抜けるか頭を捻られたでしょう(そう願いたいもんです)。13問目は途中で放り出したかもしれませんがね・・・
『鯨論・闘論』のコーナーは、運営者の捕鯨協会及び水産庁で捕鯨問題を担当する森下参事官が、捕鯨推進論を浸透させるための企画です。賛成者は共感を得るために持ち上げ、反対者は論破し(できないものは巧みにスルー)、この企画自体を水産庁・捕鯨業界の主張を流布する道具として使っているのですよ。P.E.さんの指摘が正しければ、協会も森下氏も大喜びで筆者の投稿をさらします。森下氏は礼儀に反しない程度にやんわりとP.E.さんに類する指摘をし、文章のプロらしい正論と合わせて「反捕鯨論者はこんなしょうもない連中なのさ」と暗に示唆するでしょう。ま、だとすれば近いうちに筆者の質問と回答は必ず掲載されますから、こっちも期待して待つことにしましょう。
筆者の文章力に対するP.E.さんの大変痛いご指摘はありがたく頂戴したいと思いますが、それは今回の質問状とは無関係にHPとブログへのご批判と受け止めましょう。主張が伝わりにくいとすれば、確かに問題です。P.E.さんや、筆者のブログを毎日のようにウォッチしてあっちこっちの掲示板でコソコソけなしてるウヨガキ君たちが大勢いらっしゃいますから、今のところソッポを向かれずに済んではいますが・・
Posted by ネコ at 2009年05月01日 02:18
私も、『鯨論・闘論』(鯨ポータル・サイト)の森下丈二 参事官に、「動物の権利の世界宣言」から見た捕鯨問題や、公益法人である財団法人日本捕鯨協会、財団法人 日本鯨類研究所の調査捕鯨の公益性などについて質問しましたが、無視されたようです。元々、森下氏がチェックしてから投稿されると知っていましたので、驚きはしませんでしたが。それから、あの森下氏が牛や豚を対比させて捕鯨の正当性を語ってましたけど、けっこう、素人っぽい事言ってますよね。官僚の作文にも穴があるってことですかね?
Posted by なやみどり at 2010年06月29日 21:21
>なやみどりさん
ご回答が遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m
ミスター捕鯨問題はなにしろ省益&業界団体益に傅いてるヒトですからね・・。
>あの森下氏が牛や豚を対比させて捕鯨の正当性を語ってましたけど、けっこう、素人っぽい事言ってますよね。
本人は自身の口にしたくだらんヘリクツを微塵も信じちゃおらんでしょう。捕鯨へのリソース集中に大義名分をもたらす支持層であるウヨガキ君たちのウケを狙ってるだけですわ。自分を殺して優秀な能力を省のメンツのためにとことん発揮できるのが、霞ヶ関官僚のエリートたる所以です。
Posted by ネコ at 2010年07月03日 00:27
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