2009年04月13日

ソースも煙草もリベラリズムも犯罪率もクジラに絡める捕鯨ニッポン・・・

◇クジラ関連ニュースクリッピング

■「日新丸」など4隻の捕鯨調査団、13日から下関に (4/11,山口新聞)
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2009/0411/7p.html

 下関に今日明日帰港だそうです。もう着いたかニャ? ご当地山口新聞の報道。

捕獲したクジラ数百トンを降ろす(引用)

 とありますが、トラブル続きだったとはいえ、まさかこれで全部なわけじゃないんでしょ? おそらく、市長やら知事やらオエライさんがひとしきり騒いだ後で、横浜かどこか別の一次倉庫のある港へ移動するのでしょうが。

反捕鯨団体の妨害行為で激しい損傷を受けた「第三勇新丸」
激しい妨害行為を受けたため、到着後は海上保安庁の実況見分や船体修理を受ける。
(引用)

 第三勇新丸とSSのスティーブ・アーウィンの衝突については双方の見解が食い違うようですが、衝突前に自分たちの方から“特攻”をやったのも事実なのでは? 第二勇新丸も自分で氷海にはまって損傷したはずですが、そっちの検分も海保はするのでしょうか?
 そんなことより、今年は乗組員の中から貴重な人命が失われたはずです。事故がなぜ起きたのか、なぜ防げなかったのか、今後の防止策をどうするのか、共同船舶/鯨研/水産庁は国民に対して何一つ説明していません。
 フェスティバルなんかやってる場合じゃないでしょう。

参考リンク:
■捕鯨ニッポンの縮図──下関市 (拙ブログ)
http://kkneko.sblo.jp/article/17238001.html


 

■苦情殺到−鯨肉「美味しい」 (4/8,香港NNA)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000201-nna-int (リンク切れ)

 香港の市民の環境意識は日本よりマシのようですね。カットするより、きちんとした解説を付けたうえで、アナウンサーに「無知でした、ゴメンナサイ」と謝罪させるほうがいいとは思いますが。
 地場の自然を自分たちで破壊しておきながら、飽食・廃食の国が南極の野生動物を殺すのに、ブンカもへったくれもありません。


 

■下関の「ご当地ソース」、市外でも本格的に売り出す
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/20090407-OYS1T00257.htm (リンク切れ)

 1921年に創業したメーカーのウスターソースが食文化なんだってさ! びっくり!
  しかも、またしても「鯨肉特有の臭みを消す」だそうな。。「臭いんだったらムリして食べんなよ!」と言いたくなるのはわたしだけ?
 Wikipediaによると、ウスターソースはウスターシャー州出身のイギリス人がインドソースを真似して作らせたもんだとか。日本のウスターソースは、本場とはさらに別物になってるみたいだけど、よくある話です。。
 主なメーカーがWikiには27個も並んでるけど(当の下関の店は入ってない・・)、ブルドックソースもカゴメもキッコーマンも他の中小メーカーもみんな立派な食文化の担い手だね。1社でも潰れたら食ブンカが大変なことになるから、補助金いっぱい出して全部国営化でもするのかな? 共同ソース。ソース研。科学的調査ソースetc.etc.・・・・
 ブンカを守るのも大変だニャ。

参考リンク:
■ウスターソース|Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9


 

◇鯨肉在庫統計最新情報

■農林水産省:分野別分類/水産業
http://www.maff.go.jp/www/info/bunrui/bun06.html

 10日に今年2月の在庫情報が農水省より発表されました。2819トンと昨年1月並。一月分在庫が積み上がった勘定です。高級嗜好品が景気後退の影響を被るのは当然でしょうが、ウヨガキパワーはヨワヨワすぎて、肝腎なところでは全然捕鯨ニッポンを支えられてないようですね・・。
 それにしても、またしても数字がムチャクチャ・・。昨年2月の出庫量は466トン、今年は249トンですから、対前年同月比(出庫量)は102%ではなく、わずか53%にすぎません。入庫の方は逆で、50%が間違い、84%が正解。水産庁の統計情報部はどういうわけか最近計算間違いばっかりしてますが、一体大丈夫なんでしょうか? 倉庫間移動を考えればさらに割り引かなければならないはず。いずれにしろ、さっぱり売れていないことが数字で証明されているわけです。
 もっとも、昨年JanJanの記事に書いたとおり、昨年の不自然な入庫減少(対前年比)にはカラクリがあったと筆者は見ています。今年は出庫が少ないから、帳簿の数字をいじくる必要もなかったんでしょうが・・。

参考リンク:
■増える在庫/消える在庫 鯨肉在庫統計のカラクリを読む
http://janjan.voicejapan.org/living/0811/081140481/1.php
■海洋環境の保全に関するシンポジウムの感想 (4/4,ika-net日記)
http://ika-net.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-6cc6.html


 

◇ヒトのことより・・・

■シー・シェパードがあそこまでやる理由〜『エコ・テロリズム』浜野 喬士著(評:栗原 裕一郎)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090406/191104/

 この手のウヨガキ君レベルの論評にはもういい加減うんざりですが、ちっとは付き合ってあげないといかんのですかね(--;;
 引用箇所が明記されていませんが、リベラリズムとテロリズムはつながっているということらしい。ニューエイジとファシズムを結び付けたがっているのは著者ではなく評者みたいですが。原理主義を引合いにして、宗教をすべて否定するのとおんなじリクツですね。筆者は個人的に無神論者ですが、信じるのは個人の自由。

〈しかしこの自由と権利の拡大は必ずしも平和裏に行なわれたわけではなく、しばしば法の踏みこえ、場合によっては暴力さえ伴った〉(誤字含めて引用)

 法の制度とその強化(解釈含む)は必ずしも平和裏に行なわれたわけではなく、しばしば市民の自由と権利を制約し、場合によっては暴力さえ伴った──という言い方も成り立ちます。むしろ、それが現実。
 評者の栗原氏は「禁煙ファシズムと戦う」とかいう本を書いてる評論家さんだそうです。なるほど・・・
 喫煙ファシズムに“間接的に”苦しめられてきたのは非喫煙者では? ファシズムと闘う喫煙リベラリズムも、おっしゃるロンリに当てはめると危険度は変わらないんじゃないですかね?

「人類は地球にとって害悪なので滅びるべし」といわんばかりの(実際いっているんだけど)過激な活動について、まあたいていの人は「イカレている」と思っているだろう。(引用)

 「滅びるべし」を除けば、エコPRタイプの企業や芸能人含め、言ってる方は日本にたくさんいるんじゃないですか? 言い出しっぺは科学者と市民運動かもしれませんが。地球というより“人類が持続可能な環境”という意味で、「害悪」なのは正しい指摘ですし、害悪になることをやめれば済む話で、そもそも滅びる必要ないでしょ。こういうところが捕鯨擁護論者のリクツに似てますね。
 「動物が犠牲になるのはやむなし」というのは、「殺サナイのは悪≠セが、どれほど飽食・廃食の限りを尽くしていようと殺すことをやめないのは善≠ナある」という、捕鯨擁護原理主義の“思想”のもう一つの柱ですね。
 動物の命も、動物の一種であるヒトの命も、そのヒトの集団であるはずの国家は、何かと「やむを得ない」というリクツを付けて奪いたがります。ですが、「本当に犠牲にする必要があるのか?」と、とことん問い直し続けるのが、人の道ではないかと、筆者は思います。
 自慢じゃないけど、筆者は生まれてから1本も煙草を吸ったことがなく、吸いたいと思ったこともありません。

 

時間がずいぶん余ってるんだね。。私は仕事と並行で大事な記事を書いてる最中だから、悪いが付き合ってらんないよ。せっかく座布団をあげたのに、最低限のマナーも守れんようでは没収じゃ。
 ニジェールを始め第三世界で主体的に野生動物との共存を目指している人たちと、どっかの国の独裁者を一緒にせんでくれい。今日もたまたま深夜のTVをつけたら、WWFフィリピンと一緒にジンベイザメの保護とエコ・ツーリズムの両立を図る自立した現地の若者を取り上げていて、とても印象的だったぞい(「アジアンスマイル フィリピン・ドンソル 優しき巨大魚」NHK)。ニジェールのキリンと同じく、押し付けがましい白人や日本人とは無関係に現地の人々にとって昔からかけがえのない野生動物として大切にする素晴らしい伝統文化を築いておったぞ。モノとカネばっかりあふれて心の貧しい日本人の若者たちも見習わんとな。
 ちなみに、日本の犯罪発生率が低いのは昔からではないぞい。太平洋戦争時の犠牲者数と残虐行為の所為で帳消しだし、「だからエライ捕鯨ニッポンサマに従え」なぞと言い出した時点で台無しじゃ。「捕鯨や鯨肉食のおかげだ」なんて突拍子もないトンデモ説をぶつやつは誰もおらんぞ。鯨肉をやめたせいなんじゃないか? と言われてもしょうがないぞ。それも無関係だけど・・。社会学者がいろいろ分析しとるけど、若者の犯罪率減少にはサブカルチャーの影響(ぶっちゃけ昇華)はあるかもしれないと思うわな(弊害もあるけど・・)。この間ブログにも書いたけど、行動学者の長谷川氏の説は面白かったぞ。まあ、お前さんが水産庁のお役人になってIWCで一席ぶってくれたら、世界中の国が間違いなくドン引きするから、むしろありがたいことじゃが。ガンバって国家公務員1種受けてくれい。
 日本は言論の自由が保証されている国なのだし、ブログを開設するのは小学生だってできるぞ。なんで自分の主張を堂々と書かないのかね? 他人の庭に糞を撒き散らすのはやめなさい。お前さんの糞じゃ日本の肥やしになるとは思えんが・・
 ブログを開いたらご一報ください。一番にコメントを入れてあげますよ。
 それとも恐いんか?
 若いくせに意気地がないのう。

 
posted by カメクジラネコ at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会科学系
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