◇ニンゲンの動物性
■シリーズ人の謎に迫る6人間は文化的か動物的か?|サイエンスZERO (3/22,NHK)
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp250.html
ニンゲンの人間性/動物性に迫るシリーズ。本放送が深夜だと、内容が新聞に載らずチェックできないので、できればNHKには再放送と時間帯を逆にしてもらいたいのですが・・。
犯罪発生率を社会生態学の視点から読み解くなど、この回も誤解を生みかねないほど刺激的な内容。
ゲストは行動生態学の伝道師としてTVに書籍にとご活躍の総合研究大学院大学教授・長谷川眞理子氏、筆者はファンだっりします。
一方の東京女子大教授・黒崎氏、思想家ボーボワールの文学的抽象表現を社会行動学的知見と対置させてどうすんだという感じ・・。10万年というスパンで起こるのは繁殖率の低い種の自然な遷移・分岐であって、短いスパンでも当然進化/自然選択は絶えず起きています。でなきゃ、家畜の品種改良なんてできません。女子栄養大名誉教授・小原秀雄氏の主張するとおり、ニンゲンも自己家畜化された動物といえるわけですが。そういうわけで、軍配は完全に長谷川氏。
新奇探求性の遺伝子は間違いなくあり、しかもニンゲンによらず多くの動物に広く見られそう。問題は、状況証拠を示すにすぎない調査手法。遺伝子によって発現する時期は異なり、一時期しか発現しないものもたくさんありますから、本当は子供と大人の行動を比較しても生得的かどうかの証拠にはなりません。乳糖耐性遺伝子の話は、文化というより生化学的環境の変化という外部環境要因にすぎないので、社会行動学的要素でのネタが欲しいところ。これも誤解を生みそうです。
後、キャパシティの観点から見たヒトの適正個体数の話も興味深い内容でした。雑食といっても、大型動物を捕食する以上(それも生物的な制約を超える卑怯な手段≠使って・・)、ヒトはやはり間違いなく最上位捕食者。1キロ平方当り1頭(人)じゃ、明らかに多すぎですね。クジラの捕食者になるなら、10キロ平方当り1頭(人)でも多すぎ。
この辺りまでくると、生態学について無知で、「海は自然じゃない」「クジラは野生動物じゃない」と思い込んでいるウヨガキ君たちなら、番組の途中で匙を投げ出してチャンネルを替えているでしょうが・・。
「ニンゲンとは何ぞや?」との問いへの長谷川氏の回答、「心的世界の共有とその外部出力による環境改変」にも納得ですが、その定義だと、カラスやゾウやシャチなど他の社会性哺乳類も引っかかってきそう。
筆者が答えるとしたら、ニンゲンは「文化的に歪められた動物」ってとこでしょうかね・・。
◇日本国民9割捕鯨支持の幻想
またまたおバカなウヨガキ君たちがノーテンキなことをのたまっておるようです。もう付ける薬もないし、前にも述べたとおり捕鯨賛美プロパガンダの哀れな犠牲者でしかありませんから、この子たちは別にほっといていいんですが、出所についてはそういうわけにもいきません・・。
ウヨガキ君たちが口々に唱える日本の捕鯨賛成派9割の根拠は、「Yahoo意識調査」の結果。
この手の世論調査がいかに信用の置けないものかについては、既にブログ上で何回か繰り返してご紹介しているAdarchismさんのブログ及び平賀さんのIKAN・HP掲載の論考が大変優れているので、そちらに目を通していただくだけで十分でしょう。が、捕鯨問題から距離を置いた一般論も、ここでご紹介したいと思います。まずは以下のリンク先をご精読のこと。
■Yahoo!投票 にて商業捕鯨賛成が大多数を占めました!|捕鯨協会HP
http://www.whaling.jp/
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizvotes.php?poll_id=120&qp=1&typeFlag=1
■平成13年度 捕鯨に関する世論調査について (平賀さんの投稿:IKAN)
http://homepage1.nifty.com/IKAN/news/toukou/08021902.html
■アンケート|3500-13-12-2-1
http://3500131221.blog120.fc2.com/blog-entry-53.html
■ネットアンケートは世論調査ではありません|週刊オブイェクト
http://obiekt.seesaa.net/article/109641528.html
■世論調査の信頼性|報道監視まとめWIKI
http://www15.atwiki.jp/houdou/pages/60.html
■インターネット調査は社会調査に利用できるか|労働政策研究・研修機構
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2005/documents/017.pdf
素朴な捕鯨擁護論者が田母神ファンとピッタリ重なる思考回路の持ち主であることがよくわかりますね。まさにウヨガキ君であります・・・。脳がすっかりベーコン化したこのヒトたちに、統計の意味を教えるだけ無駄というものですが。
母集団のYahooアカウント登録者が平均的日本人を反映しているというのがそもそもおかしな話ですし、投票形式で無作為抽出を原則とする世論調査ができるはずもなし。何しろYahooのアカウントは同一人物が好きなだけ取得できますし・・。ウヨガキ仲間、あるいは海員組合などに動員をかければ、好きなだけ作れる数字。世論調査などとは到底呼べないのも当たり前の話。
通常マスコミの行う世論調査(電話方式)は、ランダムに生成した電話番号にかけて回答が得られたものをカウントするわけです。しかし、リンク先にあるとおり、調査主体に対する意識もさることながら、家族構成や電話の所持数、生活サイクルなど、偏りを生む要素はいくつもあるため、百%の独立性、ランダム性を確保するのは困難です。ネットであればなおのこと。
ネット世論調査の偏向に関しては、独法機関や他でもない総務省が、対面式調査とネット調査との比較を行い、大きな差異が生じたことも公表しています(上掲リンク参照)。新聞報道などでご覧になった方もいるでしょうが。
こうなると、やはり問題は、そんな無意味な調査結果にすがる日本捕鯨協会ですね。調査捕鯨のランダム・サンプリングに対しては内部告発により疑義が唱えられていますが、捕鯨協会の統計データの取扱に対する認識がここまでお粗末だと、鯨研のデータもとても信用する気にはなれませんね・・・・
◇ひたすら後ろ向きな捕鯨ニッポン
■GDP6.0%減少も 温室効果ガス削減が招く経済停滞 (3/27,28,産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090328-00000073-san-bus_all (リンク切れ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090327-00000612-san-soci (リンク切れ)
上掲リンクは鯨研のオトモダチ新聞産経のもの。日本政府といっても通産省サイドの懇談会の結論で、読売など他紙は環境相やNPOの反論も伝えているのに、さすが産経という感じ・・。
以前、広告が出たときに拙ブログでも取り上げましたが、日本人としては情けない限りです。日本の経済的繁栄(既に威光は失われつつありますが・・)は環境を蔑ろにすることで達成したものだと世界に向かって言いたいんでありましょうか? 正解かもしれないけど・・。
これまで何度も言われてきたことですが、経済成長と環境規制は独立変数で、決して両立しないものではありません。自由市場経済は弱肉強食が鉄則のはずでは? 時流に乗った企業と、それを見極めた投資家が競争に勝つ、というだけの話。現にリサイクル関連のニューベンチャーが日本でもこの不況を利用して勢いをつけていますし。CO2排出抑制により成功した企業、新しいニッチを手中に収めた企業がビジネスでも成功を収めるというだけのことでしょう。これまでずっと、医療福祉より大型土木事業に莫大な公共投資をして手厚く庇護してきた国なのですから、低排出型産業に比重を移すことなど雑作もないはずです。
参考リンク:
■何かと悪いほうへ悪いほうへと合わせたがる捕鯨ニッポン(拙ブログ過去記事)
http://kkneko.sblo.jp/article/27713245.html
◇北朝鮮と瓜二つの捕鯨ニッポン──ミサイル発射問題に見る両国の同質性
■<北朝鮮ミサイル>露「衛星なら決議に違反せず」 米に通告 (3/28,毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090328-00000094-mai-int
さて、日本を始めとする近隣諸国民に不安と憤りの感情をもたらすばかりの北朝鮮の一方的・挑発的な行動が、連日マスコミを賑わせています。ところが……よくよく見ると、今回のミサイル発射騒動、どっかの国のやってることと何から何まで瓜二つなんですよねぇ・・・。そう、他でもない捕鯨ニッポン。
'06年に北朝鮮が強行した核実験に対し、国連安保理はミサイル発射禁止措置を含む非難決議を可決しました。ただし、ミサイル発射については、国際社会は北朝鮮に自粛を促す以上のことはできません。今回仮に発射が強行された場合も、中・露などは新たな制裁・非難決議には難色を示すとみられます。何しろ、北朝鮮の謳う「平和的な人工衛星」という名目は、日本の調査捕鯨の口実である「科学的な調査」という謳い文句とそっくりですから・・。
両方とも中味はミサイル/商業捕鯨であることに何の変わりもないですもんね。国連人間環境会議及びIWCで商業捕鯨モラトリアムが採択され、商業捕鯨そのものについては主に米国の圧力もあって受け入れさせたものの、その後度重なるIWC総会での調査捕鯨非難決議を無視し、南極海での捕鯨を強行する日本の外交姿勢は、北朝鮮にとってまさにお手本といえるでしょう。だから、日本が「ICRW(国際捕鯨取締条約)上の権利だ」としてIWC事務局に通告だけして勝手に船を出しているのと同様に、北朝鮮も国際航空機関や国際海事機関に堂々と事前通報をして粛々と準備を進めているわけです。
北朝鮮は突飛な論理に基づくお得意の外交戦術で、協議からの離脱を度々ちらつかせながら、6カ国協議での自身の立場を確保し綱引きを続け、再開の準備を進めつつもギリギリで枠内に踏みとどまっています。この点も、日本のIWC外交と隅々まで酷似しています。北朝鮮の本音が、核実験そのものではなく、独裁体制護持とそのための海外からの援助の引き出しであるのと同様、捕鯨サークルの狙いが、いまや担い手のない商業捕鯨そのものの再開ではなく、現行の調査捕鯨で確保できるシンボルとしての捕鯨の存続であることと共通しています。北朝鮮はミサイルや覚醒剤なんかを売って一部の国とリレーションを築いているだけですが、水産ODAで多くの開発途上国の票を買っている日本の方が、そこはヤリ手といえますね・・。
ついでにいえば、先日のローマ会合後の水産庁の“こっそり会見”なども、諸外国のメディアからは(日本の記者にさえ)北朝鮮と同じに見えたことでしょう。こんなふうに自ら異質性を強調してばかりいては、外側からはベールに包まれた得体の知れない国──まさしく北朝鮮と瓜二つの──という印象をますます持たれかねません。農水記者クラブ経由の“大本営発表”報道も、やはり北朝鮮国営テレビと同レベルですし・・。
今回の北朝鮮のミサイル実験が支障なく行われた場合、日本の上空を通過するだけで直接被害が出るわけではありません。破壊した場合も含め、領土・領海・経済水域内に落ちてくる可能性もありますが、迎撃準備を含む日本側の対応は、北朝鮮側からすれば大げさと映ることでしょう。しかし、世界中の人々の神経を逆撫でする捕鯨ニッポンに比べれば、まだしもマシとさえいえるかもしれません。
逆に言えば、日本の捕鯨船団に対して豪軍・NZ軍が監視船などを送ったとしても、日本は文句を言える立場になどありません。自国の経済水域内に生息圏を持つ移動性野生動物を、地球の裏側からやってきた無法者国家(世界130カ国が批准している国際条約未加盟の国)に勝手に殺される豪州・NZ・南米など多くの国の人々が、不安や憤りの感情を抱くのは当然のことです。日本の反北朝鮮感情と同程度の高い反発があれば、「捕鯨船団撃沈すべし」という声があがってきても不思議はないでしょう。実際に政治家が過激な“撃沈発言”をしているのは、やはり「戦争とみなす」などと日米の対応に激しく反発する北朝鮮と同じく、捕鯨ニッポンの側ですが・・。
「人工衛星を打ち上げるのは独立国の当然の権利だ」という北朝鮮の主張も、「南極の野生動物を貪って何が悪い」「調査捕鯨は国家主権だ、口出しするな」と声高に叫ぶ捕鯨ニッポンをこれまたそっくり真似したものですね。二国の唯我独尊ぶりは、世界には見分けがつかないほどでしょう。
日本が調査捕鯨をやめることで言行の一貫性を示したとしても、残念ながら北朝鮮が態度を変えることはないでしょう。ただ、日本が北朝鮮じみた独善的調査捕鯨をやめることは、国際紛争・人権問題として他の国からは必ずしもクローズアップされにくい北朝鮮問題を世界に理解してもらううえで、大きなプラスになることは間違いありません。
ミサイル発射や核実験などの北朝鮮の挑発行為は、日本の調査捕鯨と同様、国際社会としては決して認められるものではありません。しかし、北朝鮮の主張の一部には、確かに“スジとして正しい”部分はあります。
現核保有国と非保有国を差別≠キる核不拡散体制の理不尽さは否定できないところです。米国のイヌイットのアボリジナルな捕鯨と商業捕鯨とは明らかに性質上一線を画するもので、歴史の既成事実に従うだけの核の文脈と異なり、合理的な区分ではあります。それでも、日本人が論理ではなく感情としてしっくりこない部分は、北朝鮮の核に対するこだわりと共通するものがあるかもしれません。
核にしても、捕鯨にしても、ロンリはすべてに優先するものではありません。ルサンチマンに囚われない限り、だれもが常識として理解しているはずですが。たとえ不平等ではあっても、現実性・実効性を考えるなら、核保有国の核削減と核拡散防止は切り離しつつ並行して進めるよりありません。テロ国家・テロリストにまで核が野放しに行き渡る世界と、核のない世界の、どちらを目指すかという問題です。北朝鮮の主張の一部が「正しい」からといって、その行いを正当化することはできません。
同様に、環境問題・動物福祉問題はすべて個別に取り組まれるべきものです。平和や人権に関してもまた然り。熱帯林の破壊が止められない間は砂漠化を防止してはならない、地球温暖化対策にはゴミ問題が解決するまで取り組んではならない、知床の海が守れないのであれば沖縄の海も破壊しろ、動物を一匹も殺さないのは無理なんだからイヌネコをじゃんじゃん税金で殺処分してしまえ、通常兵器がいいんだからクラスター爆弾や白燐弾や劣化ウラン弾や核を認めるべき、ダルフールの虐殺が止められなかったんだから北朝鮮の拉致なんてたいしたことじゃないetc.etc.──捕鯨擁護派の議論の“芯”にあるのは、そのような凄まじいまでの後ろ向きの姿勢です。その悪影響は、温室効果ガス排出抑制に対する日本の経済界の見解にまで如実に現われています。
森下参事官流の持続的利用論は、核になぞらえるなら、「ニンゲンには完璧にコントロールする能力があるのだから、どんどん使い、誰もが持とう」という主張になるでしょう。
一方、「そんな恐ろしいものは少なければ少ないほどよい」というのが核廃絶論の立場。日本人の核アレルギーは、とかく世界からは不合理と映るかもしれません。しかし、歴史を直視し、人間性や感情を大切にし、予防原則という合理的な判断に依拠する考え方やものの見方は、むしろ世界に敷衍すべきと筆者は考えます。「文化の違いだ」などとヘリクツをいう核推進論者に遠慮する必要はありません。
生態系保護・野生動物保護・生命の尊重についても、問題の本質は同じです。何より重要なのは方向性です。どれほどメタボになろうが南極のクジラまで貪らずにはおれない世界と、犠牲を減らしより豊かな自然を将来の世代に引き継いでいく世界と、どちらを目指すかという問題です。
いま、中東やアフリカなど世界各地で未だ紛争が絶えず大勢の人命が現に奪われていますが、それでも北朝鮮のミサイル・核問題はアジアの安定を脅かす重大なトピックであり、決してプライオリティを下げて放置していい問題ではないでしょう。それは、日本の調査捕鯨についても同じことです。世界でいちばん恥ずかしい飽食・廃食大国日本が南極の野生動物を脅かしている状況は、あらゆる環境上のトピックの中でも高い優先順位を与えらえて然るべきです。
北朝鮮の場合、体制崩壊というハードランディングによらず、真の民主化と近隣諸国との平和的外交関係の樹立が達成できるかどうかは、甚だ疑わしく思えます。それに比べれば、日本が自主的に脱捕鯨という賢明な選択をして、破局への道を回避することは、はるかに容易なはずです。何しろ、日本は北朝鮮と違って民主主義国家のハズなのですから。
日本はまず、世界で最も命と自然を粗末にする心の最貧国から脱しましょう。南極での捕鯨をやめることで。そして、アメリカやオーストラリアを見下せるほどに、他国以上に命を大切にする先進国を目指しましょう。大幅なイメージチェンジだけでも、日本にとってはかなりお得で割のいい話ですよ? もちろん、クジラにとどまらず、命を浪費する社会全体の構造改革も進めるに越したことはありませんが──
参考リンク:
■捕鯨と似ている北朝鮮のミサイル|ニュースの真相
http://ameblo.jp/worldfact/entry-10231912315.html
◇同感・・
■二本目の釘|星川GPJ事務局長のブログ
http://www.greenpeace.or.jp/info/staff/jun.hoshikawa/28
GPと筆者とは必ずしも立場は一致しませんが、このブログの星川局長のコメントには100%同感であります。筆者と違って温厚な星川氏も、公僕の立場を弁えない居丈高な上級官僚の姿勢は腹に据えかねる部分もあるでしょう・・。星川氏の主張に加え、日本の官僚の人権意識がこのレベルと世界に見られることを、筆者は何より懸念しますが・・。
ロサンゼルスタイムズの森下参事官のコメントに対しては、先日筆者が「鯨論・闘論」で参事官に直接質問をぶつけましたので、とりあえずご回答をお待ちしたいと思います。
肉や魚を食べないのがネコ氏。
肉や魚を食べられないのが北朝鮮。
食べ物の話題が多いのがネコ氏。
食べ物の課題が多いのが北朝鮮。
海は全生命のもの、の考えの下、論理的思考を飛ばすのがネコ氏。
宇宙は全人類のもの、の号令の下、ミサイルを飛ばすのが北朝鮮。
ヒット数が伸び悩んでいるのがネコ氏。
生産性が伸び悩んでいるのが北朝鮮。
都合の悪いコメントを消去して「なかったこと」にするのがネコ氏。
都合の悪い人間を消去して「いなかったこと」にするのが北朝鮮。
動植物を偶像化、擬人化するのがネコ氏。
総書記を偶像化、偉人化するのが北朝鮮。
象徴的、抽象的なものばかり称えて、現実的な結論が出せないのがネコ氏。
象徴的、抽象的なものばかり崇めて、現実的な未来が見えないのが北朝鮮。
主張の9割が非難と中傷になってしまうのがネコ氏。
声明の9割が非難と中傷にしかならないのが北朝鮮。
うわぁ おどろくほど そっくりだね
にっぽん なんかより ずっと おなじだね
こうやって ひかく すると わかりやすいよね
それにしても どうして こんなに にてるのかな?
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_mall/book/cabinet/4789/47894205.jpg
多少おもしろい内容なので紹介させていただきます。
上の二つはまあ当りだし、小さい座布団一つあげてもよいニャ〜。でも、後の抽象的な表現は君の主観ばっかりなのが残念。拙記事本文のように具体的記述を引用して比較すればもっとマシなのに。
肉や魚を食べられないのは国民だけで、上の連中は食ってるよね。国民に罪はないよね。
私は食の問題は蔑ろにできないと思っているので、うちのHPとブログは確かに食べ物の話題が若干多いけど、生態系・海洋環境保護がメインのNPOや他の市民ブロガーの皆さんは少ないよ。捕鯨擁護論者の主張は文化論も持続的利用論も結局“食べ物へのこだわり”だよね。後の要素はナショナリズム。
「海は全生命のもの」というフレーズは私は書いたことはないなあ。よそのブログにあったかもしれんが。「地球はニンゲンだけのもんじゃない」と言われりゃそうかもしれんと思うけどね。「南極の海は捕鯨ニッポンのもの」というのが捕鯨ニッポンの主張だよ。現実的に他の国の人たちは誰も利用できないんだしね。感情論が嫌いで論理的思考が大好きなくせに論理的思考ができないのが捕鯨擁護論者だよね。私は論理的なこと=正しいとは必ずしも思わないよ。上の記事の中で「ロンリはすべてに優先するものではない」ってしっかり書いてるじゃんか。
おかげさまでまだ“クジラの季節”の前だというのに1日700アクセスいってるよ。アフィリエイトやってるわけじゃないんだからヒット数なんて別にどうでもいいし、ウヨガキ君たちばっかりウヨウヨ来られても困るんだけど・・。でも、アクセス解析を読む限り、環境問題・動物問題全般に関心のある人たちに興味を持ってもらうという戦術は、一応わずかながら効を奏しているみたいですよ。
都合の悪いコメントは残念ながら来ていません。むしろ歓迎。あなたのコメントは後一歩。いずれにしても、そういうことは自分でブログを開設してから言いなさい。お手本のコメント書きに行ってあげるから。おまえさんたちは何でそうジャイアンな性格なんだ。。。
捕鯨産業・鯨肉食のシンボル化は捕鯨サークル・国際PRのやってることだね。私は「ヒトは動物である」という当たり前の科学的事実を口にしてるだけで、擬人化はしてないよ。拙作はフィクションですから現実との区別のつかないオコチャマにはオススメしません。
>象徴的、抽象的なものばかり称えて、現実的な結論が出せない
これは特に今年の捕鯨ニッポンの姿勢そのまんまだね。森下参事官にも困ったもんだ。私は何かを称えるのがそもそも大嫌いなんだわさ。だからリベラル無神論者なんだよ。あと、下の一行は捕鯨のみならず対岸の火事といって眺めていられるかどうか大いに不安だわいな。。
拙ブログの主張が攻撃的だというご意見については真摯に受け止めます。なかなか難しいんだよね、これが・・。ニンゲンだから腹が立つのは仕方なし。もっと文章センスを磨かないとね。
いくら日本が飽食・廃食の国だからって皿まで食べなくていいよ、とまたHNにツッコミを入れてみる。