■総務省が厚労、農水両省に勧告「輸入食品の検査が不十分」 (5/23,産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000904-san-pol (リンク切れ)
http://megalodon.jp/2008-0523-1140-09/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000904-san-pol
両省の地方局による輸入食品の検疫体制が、あまりにお粗末だったことが発覚。サンプルを業者任せにするなど、他の先進国ではおよそありえないことです。これは、単に職員を増やせばいいという話ではありません。職員が貿易業者から便宜供与を受けていないかどうかも含め、徹底的に洗うべきではないでしょうか。
先日は、水産食品会社がカニを装って国産牛肉を中国に密輸する事件も起きました。一部混ぜて通関をごまかす手口。農薬や添加物などをガンガン使った輸入食品が、同様な手口で入ってきていても不思議はありません。これほどザル検疫の日本であれば、いくらでも可能ですね。中国製農薬入り餃子のケースは、そもそも加工食品でノータッチだったわけですが・・。食材すべてにおいて、もはや食品表示はまったくあてになりませんね。鯨肉を含む野生生物の密輸入についても、同じことがいえますが。
これで国交省や社保庁と同様、農水省の地方局の役人も、国民をまったく見ていないことが明らかになりました。外部からのチェックが入らないとまともな仕事ができない、隙を見ちゃ私腹を肥やそうとして不正を働くってのは、一体どういう国なんでしょうね。。こどもに愛国心を刷り込む前に、全公務員&政治家に徹底した"愛国民"教育を施すのが先決ではないでしょうか・・・
産地や食品名偽装のニュースも、連日後を断ちません。最近はとくに水産物が際立っていますね。業者を監督できない、部下の役人を監督できない農水省・水産庁が、国民に向かって「月に一皿魚を食べなさい」などと号令をかけたところで、一体だれが耳を貸すでしょう?
環境負荷を測る大まかな指標としてのフードマイレージで見ると、日本は他の先進国より圧倒的に高くなっているわけですが、数字をはるかに越えて日本人の食生活は悲惨なのです。日本の食糧事情をここまでボロボロにしたのは行政です。中でも農水省の責任は重いといえます。
そして、食文化の破壊を進むに任せてきた大きな元凶の一つが、捕鯨推進プロパガンダであるといっても過言ではありません。PR会社の立案したキャッチコピーにすぎない上っ面の食ブンカを、ナショナリズムとうまくブレンドさせて、マスコミや著名人を巧みに抱き込み、国民の目を食の内実・食の本質から逸らせてしまいました。それが、今日の惨憺たる状況につながったのです。
いまからでも遅くはありません。日本の食のパラダイムシフトは、南極の捕鯨をやめることから始まるのです。
土木公共事業、農林水産と食の安全、社会保障・・みんな根っこはおんなじですね。
ともかくシステムを根底から変えるか、あるいは・・若い人たちには"日本脱出"を勧めたほうがいいかもしんない(T_T)