2008年05月09日

ニンゲンの天敵・・

 ここ数日、急に気温が上がったせいか、おそらく日本最強の野生動物の一つであろう動物と鉢合わせしました。オオスズメバチ・・・
 毛虫からクモからヘビから、ヒトに嫌われがちなたいていの動物はへっちゃらなのですが、筆者が唯一かな〜り苦手なのがスズメバチ系。。あの低い羽音を聞くだけで、全身が凍りついてしまいます。これはもう本能的な恐怖というやつですね。サルになる以前から、あの体色と羽音に対する警戒反応が刷り込まれてるんじゃないかという気がします。。
 山や森に入ると、決まって一度や二度は追っかけられる羽目に(--; 筆者は方向音痴のアンラッキーマンなので、沢で滑ったり雨に降られることも多いですが、やはりハチ・アブに付きまとわれる頻度がいちばん高いです・・。一方、ムササビやシカに出会う幸運の方には、なかなか恵まれません。幸い、まだスズメバチには刺された経験はないけど、ハチに好かれるのだけはごめんこうむりたいもの。世の中には、スズメバチを手の上で歩かせたなどと自慢する輩もいるようですが、これはもう動物好きというよりただのアホのレベル。外国人のハイカーたちも、母国に住む温厚なハチたちとは比較にならない、日本の凶暴なキラービーの存在には驚くという話。
 ツキノワグマやヒグマの被害は、ここ数年環境の変化で増えているとはいえ、年間通しても数えるほど。ニュースにはならなくても、スズメバチに刺されて死亡する人は年間50人を下らないのです。しかも、最近は都市の住宅地の軒下などに平気で巣を作るようになり、被害も急増しています。かくいう筆者の現住所も首都近郊。春から秋にかけては、フツーに住宅街を歩いていて、フツーにキイロやオオスズメに遭遇します。雑食性だけに、ニンゲンの産み出した貧弱な生態系に適合する一握りの生物に含まれてしまったのでしょう。ある意味ニンゲンの上に立つ、まさに生態系の頂点。
 生物の進化市場でいま"買い"なのは、やはりなんといっても社会性昆虫でしょう。ニンゲンはもう"売り"。最安銘柄。クジラも残念ながら"売り"・・。
 地球環境の今後の変化次第では、石炭紀頃の濃い大気と高い酸素分圧のもとで生息した巨大なヤンマのように、また昆虫が巨大化していくかもしれません。全長50センチを越える超巨大スズメバチなんかが登場する時代が来るかも。そんな世界にニンゲンがいたら、きっと見つかり次第あっというまに肉団子(T_T) けど、その頃には人類は愚か、哺乳類もネズミを除いてほぼ絶滅しているでしょうね・・。


参考書籍:『フューチャー・イズ・ワイルド』(ドゥーガル・ディクソン著、ダイヤモンド社)
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0104121521
posted by カメクジラネコ at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | クジラ以外
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