2008年06月16日

Yahoo掲示板、2chカキコミの"事実誤認"訂正・・

 ディベートとは、お互いに歩み寄る余地があり、妥協点・着地点を探って建設的な対話を重ねることができるという前提のうえに成立するものです。誹謗中傷は言わずもがなですが、ただのレトリックの競い合いに価値はありません。ネット上の巨大掲示板が"ゴミタメ"といわれるのも道理。筆者は時間とエネルギーを浪費したくないので通常無視しています。アカウント取る手間さえもったいないし。。
 ただアクセス解析で引っかかってくるため、「ああ、またなんか言われてるにゃ〜」というのは嫌でもわかるのですよね。。で、あまりにも明々白々な事実誤認が放置されているので、この場を借りて一応説明をしておこうと思います。

 
http://www.23ch.info/test/read.cgi/food/1205930320/ (リンク切れ)

http://food8.2ch.net/test/read.cgi/food/1205930320/ (過去ログ倉庫)

【食文化を守ろう】鯨大好き5【くじら/クジラ】出典:農水省・鯨研HP

95 :もぐもぐ名無しさん:2008/03/21(金) 09:07:51
>>44
これまた大笑いw

表1:汚染物質の蓄積量比較その1(単位:ppm)
汚染物質            PCB             水銀    カドミウム
部位          脂皮      筋肉        筋肉     筋肉
北西太平洋ミンククジラ 0.29-0.8   0.005-0.058    0.009-0.83  -0.04
南極海クロミンククジラ 0.023-0.11  0.000081-0.00031 0.003-0.07   0.01-0.32
出典:農水省・鯨研HP
http://chikyu-to-umi.com/kkneko/frame1.htm

南氷洋オキアミ食だから南極ミンクに甲殻由来カドミウムが多いって
騒いでる馬鹿が自分で出したソースで北西太平洋産の方がその値が高い
という自爆裂オチ(笑)

オキアミ食でもカド値低いなら南氷洋産の安全性証明してるようなもの。
誤協力感謝しますw
(以上引用、強調筆者)


http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=5&board=552019607&tid=ja7dfa4ha5afa58a5ijdd8n&sid=552019607&mid=27659

Re: 捕鯨と汚染_1  2008/ 5/23 17:20 [ No.27660 / 30287 ] 投稿者 :  roranjapan 
この文章のソースは私も読んでいます。
http://www.kkneko.com/cd.htm
商業捕鯨時代よりCd汚染が進んでいるとの記載で、商業捕鯨時代は肉中のCdが0.05ppmだったのが0.32ppmに上がったといってるのに、表でみると0.05±0,04ppmで、0.32ppmは最大値であったりします。つまり両方とも変わっていないんですね。
12〜15齢でピークになってその後暫減ということでしたら、原因が南極基地で対策済みであることも想像できますね。ちょうどNi-Cd電池がLi電池に置き換わった時期とも符合します。
鯨研のデータでは肝臓腎臓のデータがない、あたかも隠してるような表現ですが、肝臓はキトールが多くてヴィタミンA過剰症となり食べられません。アルカリ分解して肝油にしますとCdは水相に残って大部分が除去されるでしょう。
実用上不要のデータです。
詭弁が多い素人解説の資料のように見受けられますので、皆さんこの点を考慮しながら原文を読まれたほうがいいのでは。
これとは別に鯨研のJARPAUの3報がでています。
鯨群の発見位置の図を見ますと。ことしは昨年のミンクに加えてザトウがのしてきてシロナガスの索餌場である氷線付近まで広がっているのがよくわかります。ザトウの発見数も増加しています。
鯨研のデータは学術論文で、一般の資料のように改ざんやメーキングは許されませんので、生データを読んでご自分の意見を構築されることをお勧めします。
骨や不要部分の海中投棄ですが、自然死なら肉や脂身さえもとらぬままほとんどが海中に沈みます。海水汚染の効果は比較になりません。南氷洋は4000mを超える深海ですから海から取れた物の一部をまた海に返すことは汚染にはつながりません。
ちなみに瀬戸内海での水質浄化(リンについて)は人間の漁獲努力によるものがかなり大きいように聞いています。 
(以上引用)


 ソースは上にもありますが、以下ですね。一次ソースは農水省と鯨研、そしてダイオキシン等有機塩素化合物汚染に詳しい愛媛大農学部の本田克久氏の論文です。数字は一次ソースで確認してください。リンク付ですので。

■グラフで解く"捕鯨汚染"〜日本の捕鯨が南極のクロミンククジラを絶滅に導く最悪のシナリオ〜
http://www.kkneko.com/cd2.htm

 とりあえず表だけ見ていただければ、この人たちの目が極度の錯視か、病院に行ったほうがいいほど注意力が散漫か、小学校の算数もしくは国語の授業を受けていなかったか、いずれかの可能性しかないことがおわかりと思いますが・・。
 まあ、筆者の作った表が多少不親切だったかもしれません。北西太平洋ミンクのCd濃度"-0.04"(ppm)となっていますが、これは正確には"検出限界以下〜0.04"です。お約束で最低値"0"とは表記しません。体裁とスペースの問題で削っただけなんですが・・。
 ま、数字のとおり一目瞭然、平均値、最大値とも南極海クロミンクのほうが約8倍濃度が高いという結果なわけです。
 ええっとぉ〜、説明、要りますか?? さあ、問題です。0.32と、0.04は、どっちが大きいでしょうか? 小数点以下第1位と、第2位はどっちが大きい数かわかりますか? 小数は小学校2年生で勉強するんだっけ?
 筆者も注意力が高いほうじゃないので、うっかり間違い書き込みをすることはなきにしもあらずですけどねぇ。ううん・・。「自爆裂オチ(笑)」とか書く前にもう1回くらいはチェックしたら?(^^;; なんつうかもう、涙ぐましいほどの「誤協力」に、感謝したものなのかどうなのか。。。
 Yahooカキコミのほうは、最初のセンテンスが意味不明で、算数と国語どちらの能力に問題があるのかわかりませんねぇ。。両方ですかねぇ。。たぶん表を読み取る能力なんでしょうが、やっぱり小学校で習うことですねぇ。。
 それ以降のカキコミも厨房並というしかありませんねぇ。人の口に入るもの以外は環境化学の調査対象にならないと思っているんでしょうかねぇ・・。メダカミジンコを食べるつもりなのかしらん? この方に、小数を習う年代の子供以上に、環境問題の基本を理解してもらうことは難しいようですねぇ。筆者の解説は、そもそも鯨肉を食べる人の人体汚染を問題にしているわけではないんですが・・。もっとも、ニンゲンであれ野生動物であれ、健康上の安全基準に関わる数値に関しては、最大値を無視するという判断はあり得ません。
 それから、この方の示している鯨研HP上の報告はもちろん加工済みの二次データで、生データじゃないですねぇ。しっかり火が通ってますねぇ。"生"の意味わかってるかニャ〜。。改竄や捏造が許されなければ科学界のスキャンダルはそもそも起きませんしねぇ。すでにランダムサンプリングの件やら、いろいろ〜と問題になってますけどねぇ。海中投棄云々は、「投棄していないと言っていながら実は投棄していた」ことがバレる前に言わないと説得力がないですねぇ。。。
 そゆわけで、この手のヒトたちの相手をするのはひたすら時間の無駄ではありますが、捕鯨を積極的に支持しているのが"どういう層"なのかという点については、みなさんもこれで"十分"参考になったかと思います。。
 「いや、こいつらは例外的な"特大バカ"だ、捕鯨シンパの恥だ、一緒にしないでくれ」とおっしゃる? けどねぇ・・せめて算数の基本の間違いくらい、やさ〜しくでいいから指摘してあげるヒトが、スレッドに1人も出てきてくれなかったみたいなんだよねぇ・・。どうしてなのかねぇ??
 要するに、ほとんどこういうレベルのヒトたちばっかりなんだよね。。。
 今後もアクセス解析で出たら一応チェックはしますが、引き続き面倒を見るつもりはありませんので。とりあえず小学校に入りなおしてきてください・・・

posted by カメクジラネコ at 00:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然科学系