2008年06月04日

捕鯨国の謎多き行動・・

■アイスランドとノルウェーが日本への鯨肉輸出を再開 (6/3,AFP)

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2399634/2991818
■アイスランドが日本に輸出した鯨肉は絶滅危惧種のナガスクジラ(ノルウェーはミンククジラ)|ドイツ語好きの化学者のメモ
http://blogs.yahoo.co.jp/marburg_aromatics_chem/56654188.html 
 
 "クジラの季節"を目前に控えて、また一悶着起きそうな気配です。
 それにしても奇妙なのは、日本の水産庁の「寝耳に水」と言わんばかりのコメント。一方、ノルウェー漁業省は受入の経緯について「日本側に聞いてくれ」とのこと。。捕鯨"三国同盟"の連携はまったくとれてないみたいですね・・・
 実際のところ、在庫の増大に頭を抱え、価格調整も機能せずに鯨研の負債は増える一方、沿岸捕鯨までしわ寄せを食らっているという日本の鯨肉市場の現状を考え合わせると、輸入鯨肉まで受け入れる余地などまったくありません。両国からの鯨肉の輸入については、他にもワシントン条約に確実に引っかかることや、水銀・有機塩素汚染度の高さなど、非常に多くの問題を抱えています。 それもなぜ"今年"なのか、それぞれの国の意図が理解しかねます。ノルウェーとアイスランドにも、捕鯨ニッポンの破れかぶれ外交体質が伝染してしまったのかしら??
 ただ、両国からの輸入再開路線も、"増産"計画を強行し、その後左遷(?)された小松氏がレールを敷いたものとみられます。需要を完全に読み誤って拡大の見通しも立たず、鯨研の累積赤字、さらに母船新造問題と難問山積では、水産庁の現担当者としても「それどころじゃない」のが本音でしょう。
 もう一つの可能性……今年のJARPAUでナガスクジラがとれなかったことが関係あるかも? 政治家や文化人の尾の身愛好家たちにしてみれば、「残り少ない寿命なんだし水銀汚染も関係ねー、条約違反だろうと知ったことか、ともかく、ナガスの尾の身を食わせろ!ということなのかもしれませんね。。本当はこっそり入れたかったんでしょうか? 既に日本に向け輸出されたという現物の行方を、きっちりマークする必要がありそうです。

続報
posted by カメクジラネコ at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会科学系